指談(ゆびだん)でお話しましょう! › 指談 アフターケア

2016年01月09日

嬉しいメール


昨年の3月に 病院へ行きました。

入院中の青年のお母さまのご友人からの依頼でお伺いしました。

指談で青年とやりとりができましたがご覧になっていたお母さんは

意識障害になる前から 知的・身体的障がいがあった青年なので

言葉をもっていることや 理解できることを受け入れがたいご様子でした。


先日、そのお母さまのご友人で 青年に会えるきっかけを作ってくれた方から

『彼のお母さんが病院に来ておられる間のなかの少しの時間、

週に一度ほどおじゃまして、〇くんと指談の練習をしていました。

この頃〇×が、手応えを感じてわかるようになって・・・以下略』と

メールをいただきました。

諦めないで練習を続けていただいて嬉しかったです。

そして、ついやり過ぎて 〇くんの氣持ちかわからない感じもすることも

あると書いてあります。


これまでにない感覚ですし いっぱい聞きたくなるのもわかります。

でも 急にやりすぎることは しないでくださいね。

心がしーんと落ち着いていることが指談では大切です。

しばらく前に出会った方のその後をお知らせいただけるのは

とても嬉しいです。





  


Posted by まきの じゅんこ at 17:33Comments(0)白雪姫プロジェクト指談 アフターケア

2015年12月26日

年末は四国です。


今年は 愛媛県松山市、西条市に何度も伺いました。

今治市にもご縁がありました。


年末の28・29日に松山市のこどもデイへ行きます。

冬休みに入ると 朝から夕方までの時間をそれぞれのこどもデイで

障がいのあるこどもさんたちが 過ごすのです。


トイレ介助にお昼ごはんにも介助が必要なお子さんもいるのでスタッフは

みんなほぼ休む暇も無く動いていらっしゃることでしょう。

長期休暇には指談と併せて、スタッフの身体のケアもさせていただきます。


そして Nさんに会いに31日も四国へ。

Nさんのおかあさんのお休みの関係で 大晦日か三ヶ日で、と日程を決めたのです。

松山から一旦戻って出直すのも、四国で2泊してもあまり費用が変わらないので

30日をお休みにして稲葉俊郎先生がとても勧めてくださる仏生山温泉へ。


この一日をどうしようかな?と思って眺めると 四国はとても広いのだと実感します。
                                                                                        もっと近いように思い込んでいて、わかっていないことはたくさんあるものです。


29日は西条市で二宮さんにも、Yさんとも会えそうです。

昨年のことを思うと、暮れに元氣な二宮さんと会える幸せをしみじみと感じます。

  


Posted by まきの じゅんこ at 21:33Comments(0)白雪姫プロジェクト指談 アフターケア

2015年11月30日

豊橋へ


4月と7月に続いて3回目の指談講習会を かっこちゃんの魔法にかかる会の

野口さんが企画してくださって豊橋に行ってきました。


最初にバイオリン、リコーダー、ピアノで音楽を聞かせてくださるのが豊橋の恒例です。


四歳のRちゃんは初めて参加されましたがお父さんがRちゃんの入院中に指を握ることで 

はい、いいえの答を教えていることを見つけていました。

これから指先からたくさんの言葉をRちゃんと紡いでいただけそうです。


Hさんはお母さんに、息を深く吸うことでも合図ができることを教えてくれます。

野口さんとHさんとで指談で好きな音楽や食べ物のことのお話ができました。

「大人だねぇ」と言った野口さんにHさんが反応した表情もとても素敵でした。


大きな瞳のMさんは表情でもいっぱい返事をしていました。

おかあさんのことを氣遣っている、優しくてちゃっかりしてて素敵な女の子でした。

みんなの指談の練習台をするよって言ってくれました。

合っているかどうかを目で表現できるMちゃんのお働き、楽しみです。


こうちゃんとは2度目、駅まで迎えに来てくれた時、言葉が増えて動きがきびきびしていました。

四ヶ月の間にもこうした変化が垣間見せてもらえて嬉しいです。


二度目の参加のT君とお母さんとの練習はなかなか進みません。

指談の読み取りではおかあさんとはだいたい通じているし、指で話す方がしんどいと言います。

〇や数字の練習で氣が付いたのは Tさんのはとっても速くて小さく伝わること。一瞬なのです。

読み取る人のイメージする速さとあまりに違うので感じにくかったということではないでしょうか。


毎回顔を見せてくれるあきちゃんは落ち着いた、ゆったりとした調子でお話をしてくれます。

新しいことにチャレンジすることも、お友達が増えることになることと前向きにとらえていて

一年後の未来をすでにいいふうにイメージしていることを教えてくれます。


今回、コツをつかめたという方も まだよくわからないという方も、どんな人にも言葉がない人も

すべてわかっていて思いがあるということは伝わったと思います。

そしてご家族以外の方との指談はみなさんによい刺激になるようです。

みなさま、ありがとうございました。


野口さんは2016年3月27日にも豊橋で指談の講習会関連のイベントを計画されています。






  


2015年11月25日

ほんとうかなぁ?


指談で お話が初めてできるようになる時に 感じること。

ほんとうにご本人の思いなのか、自分の気持ちが混じって誘導したものか?

指談以外の方法で思いの確認ができる時はいいのですが

他に確認ができない場合、不安になってしまいますね。


私は誰にも思いがあり、伝えたいのだ、ということを信じてきました。

指談は 何のため? 誰のため?そのことをいつも考えています。

その軸がブレなければ 今は思いが伝えられない方へも声かけができます。

そして指談の時に 表情が変わったり、動きが出たり、変化が見られることも多いです。

呼吸が変わることもあります。

反応は 人それぞれなのです。どんな変化をしてくれているかを見ていくと

指先以外にも コミュニケーションができるところを見つけられるかも知れません。


そして頷きや瞬きで確認できる方とのお話ができる時は ほっとします。

反応できる方ともできない方とも、どちらも同じ心境でさせていただくと

後からですが 確認ができない方との会話も多分大丈夫だっただろうと思えるからです。  


Posted by まきの じゅんこ at 21:20Comments(4)白雪姫プロジェクト指談 アフターケア

2015年10月23日

笑顔の意味は



グループホームで 日常の介助で腰痛や肩こりになることなく

らくらくと介助できる方法をスタッフさんと練習させていただきました。


モデルはこのホームのNさんが引き受けてくれます。

これまでの方法と今日の方法の違いや楽かどうかを指談で聞いて

ご本人が安全で楽で、介助される方にも負担の少ない方法をお互いに

見つけようという練習会でした。


スタッフさんの身体のケアもさせていただくのも 今日の予定に入っていました。

首と腰のケアが中心ですがみんなで見守る中で氣を送り、ご自身の生命力が上がって

本来の状態に戻ろうとするのをお手伝い、それが私がさせていただく氣圧療法です。


Nさんにも 首のケアをさせていただいたところ、Nさんはぐっすり眠ってしまいました。

眠っているNさんのそばで集まってくださったスタッフさん7人に氣圧療法をして

ちょうど終わるころにNさんが起きたのでみんなでお散歩に行くことにして


出かける準備をしていると グループホームの他のメンバーがいつもより早く戻ってきました。


Mさんは帰宅するなり、そこに居るはずのない私を見つけて 満足げな笑顔になりました。
(今日は指談でのお話の時間はなくて Mさんに会わずに失礼する予定だったのですが。)

Mさんは普段通りの帰宅後の行動をひととおり済ませると 私の正面に正座しました。

私に両手をさし出して 話がしたいことを動作で教えてくれました。そこで指談で今の

Mさんの思いを伝えることができたのですが 「指談で話したい」、と思ってもらえたことで

前回の指談でMさんの思いと大きくずれることなく、声に換えられたこともわかります。


Mさんのお話は 嬉しい報告だったのでMさん自身からもその場のスタッフさん達からも

とても大きな拍手がでました。

私にとっても予定外の嬉しい、ありがたい時間になったのです。

いいふうになっているなぁと思います。





  


2015年10月20日

手を添えて


西条市の二日目は 前日とまた別のこどもデイで

午前中にスタッフさんへの指談の講習会と身体のケア、

手作りの美味しいお昼ご飯をみんなでいただいてから

午後2時まで スタッフさんへのケアタイムでした。


氣圧療法は元氣な方にも 氣持ちがよいので、特に不調がなくても

スタッフさんに体験していただきます。ちょうど稲葉俊郎先生の

紹介されていたCDのムック本を持っていたので かけながら。


『自律神経を整えて超健康になるCDブック』



今回のように同じこどもデイに終日お邪魔することはなかったのです。


支援学校のこどもさんが早くから来たので初めて会えたこどもさんと

仲良しになることから コミュニケーションをとっていきます。


T君は ヘッドホンをして 一人でいたい様子の男の子です。

自分でも字を書きますが 手を添えて筆談をすると すらすらと

書きました。

一度書いたことを読むのではなくて 口にするとはっきりとした声です。

たくさんの思いを書いてくれました。

その後は ちょっと眠そうにしてすっかりリラックス。

思いを伝えることで T君に何か変化が感じられたのかも知れません。

そんな風に寛いでいるT君は珍しいとスタッフさんが教えてくれました。







  


2015年10月15日

お見舞いに


ご連絡をいただいて大阪白雪隊のMさんの息子さん、

S君のお見舞いに伺いました。

今日は氣圧療法のお家がS君の病院に近いところだったので

タイミングがよかったです。


S君はおしっこが出なくなって10日ほど前に手術をされたのです。

意識障害といわれていて気管切開もされているので

声は出ませんが 瞬きがはっきりしていて(無意識の瞬きとは別の感じです)

Yes,Noがわかりやすいです。


やや微熱があるものの調子はいいことを指談で教えてくれました。

痛いところもないと言います。

手術はあと2回予定されていますが 頑張ると言いました。

落ち着いている穏やかな心が伝わります。


おかあさんとの会話は瞬きでおおよそが伝わることも教えてくれました。

次回、伺う時に筆談でお話ができるといいなぁと思います。




  


Posted by まきの じゅんこ at 22:41Comments(0)白雪姫プロジェクト指談 アフターケア

2015年10月08日

石川県へ



石川県の 恭平さんのご家族とお会いするのはもう3度目です。

お盆に伺って以来なので 7週間ぶりの恭平さんは いっそう

イケメンになっていました。(^^)


ご両親はカリキュラムを組むようにして 家族が出来るリハビリを

朝から夕方まで たっぷり、しっかりされています。


ちょっとポイントが微妙にずれているメニューもありますが(笑)

かっこちゃんが 説明して実際にやるのを見て ご自分でもなさって

腰を痛めずに よく働きかけが出来るリハビリになっていきます。


端座位は びっくりするほど 軸があって、首も保てて素晴らしい!

一人で座る練習でも 初めてなのに2秒から5秒になりました。

指談で リハビリ中の感覚や 声が出る理由も聞けると安心して

続けられます。


恭平さんは柔らかな表情や笑うことが増えていました。

ご両親が 恭平さんを大切に思い、恭平さんもご両親を大切に思って

毎日を過ごされた時間の流れがはっきりと感じられるのでした。
  


2015年09月20日

俯瞰して。


何度か 指談の講習や読み取りで読んでいただく福祉施設で

今回は鍼のY先生が往診の日でした。

身体の声を聴いて鍼は 一本だけ打ち、しばらく置くだけなんだそうです。


朝方、発作があったというMさんと私は何度も指談でおしゃべりをしています。


Y先生は 指談でMさんに聞いてみて欲しいと言われ、

午後の時点の体調や発作の前になにか自覚症状があるのか?

それはどんなふうに感じたのか、指談で答えをもらいました。


Y先生はその後で脈診や触診でMさんの身体の声を聴いて

「とてもよくわかります」とおっしゃいました。


そして身体の声を言葉ではなく、多くの情報を受け取っていること、

身体の声を聴く時は 俯瞰する感じです、とも教えてくださいました。


指談のときも 集中はするのですが 執着しない、

そういう感じは俯瞰するということでしょうね。


  


Posted by まきの じゅんこ at 05:26Comments(0)白雪姫プロジェクト指談 アフターケア

2015年09月13日

辛いことも意味が



指談にであって 最初はできないと思っていたのに

毎日、毎日、指談でお話したいと 練習していたら

言葉がわかるようになって そこから離れても

わかったり 違う人の声が聞こえたりする、と言って

怖いくて辛いと思っている、というお友達がいます。


数年前、心が弱くなった時に 病院でお薬を処方されて

だんだんに薬を減らしてきた、そのタイミングで 指談と

出会って 毎日、毎日、長時間 やってしまったんだそうです。


せっかく数年かけて減らせたお薬が病院に行くと増えないか、

もしかして一生飲み続けないといけないのじゃないか?と

次々に不安や怖さが湧いてしまうという電話でした。


お友達は かかりつけの病院で 今の状態を相談。

お医者様は「神経が疲れきっちゃってるよー、

お薬出すからしっかり寝なさい」と言われたそうです。


「ぐっすり眠って目覚めたら 元氣になるって

まるで白雪姫だね、なにか役割があるのかな?」って

言えるように病院の後は落ち着いていました。

もっと早く(相談に)病院に行けばよかった、とも。


このお友達が辛い目に遭っていることを教えてくれて

最初はあまりに必死に長時間やりすぎないこと、

お薬を飲んでいる方は より慎重に ゆったりと

少しずつやっていただくことも伝えようと思います。


グランディング、という言葉がありますが

地に足がついていて 落ち着いた状態になっていること。

グランディングができていることは指談でも大切と

教えてもらえたんだと思います。


指談がコミュニケーションスキルというだけでなく、

誰にとっても安心安全の大切なツールであるために

大切なことを 辛さの中から伝えてもらえました。







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