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2018年10月19日

指でおしゃべり会 沖縄




大型台風に驚いた9月はとうに過ぎて もう、10月も半ばを過ぎて…。

その間も 白雪姫プロジェクトと指談を伝えて東へ、西へ。

今年の暑かった、暑すぎた夏は台風と共に去っていきました。


宮古島には今年の2月にも行きました。

その時に小さな勇者さんとの出会いを作っていただいて

8か月ぶりくらいの宮古島でまた指でおしゃべりをしてきました。


宮古島空港で偶然Kちゃんとママに会いました。

同じ便で那覇から飛んで来たんですね。

赤ちゃんぽさが すっかり消えてしっかりした感じでした。


前回は時期的に体調が整いにくい季節だったからか

二度目の指でおしゃべりで小さな勇者さんたちは

なんとなく年齢を重ねて(一年足らずの時間には思えないほどに)

どっしりした感じがありました。

今年の2月だったなんて信じられないくらい、成長を感じました。


Kちゃんは春から保育園に通うようになって 本来の芯の強さが出たようです。

指談の講習会にはKちゃんのママと 小学生でとても優しい、

Kちゃんのお姉ちゃんも参加してくれて、後から 可愛いお手紙をいただきました。



「Kちゃんをよろしくおねがいします」と書いてあってほろりとしました。


  


Posted by まきの じゅんこ at 00:18Comments(0)白雪姫プロジェクト出会い指談の講習会

2018年03月16日

ハイタッチ!



7か月ぶりに凛くんに会ってきました。


凛くんは学校から帰ってきて

おやつを食べているところでした。

ありがたいことに大歓迎してもらい、

ジャンプが止まりません。


質問「爪を噛むのはどうして?」

凛くん「どうしてかわからない。」

きっと脳幹が活発になると知っているんですね。


お友だちに ぎゅっと抱きつきにいくのも

挨拶のつもりなんだそうです。


今日は えいちゃんも妹さんとママと一緒に

凛くんのお家に来てくれて指でおしゃべりをしました。


えいちゃんは ぎゅうっと抱きつかれるのが苦手で

最近は凛くんを避けるようにしていたそうです。


「挨拶なら 抱きつく代わりにハイタッチは

どうだろう?ぎゅっとされるのが嫌だっていう

お友だちもいるから。」と凛ちゃんに尋ねました。


凛ちゃんは「そんなことで挨拶になるの?」と思ったようですが

えいちゃんに 「タッチで挨拶するなら いいかしら?」と

声をかけると さっきまで避けるようにしていたのに

えいちゃんが 自分から近づいてきて

凛ちゃんにハイタッチをしました。


お互いのわだかまりがとけた瞬間でした。


えいちゃんは 凛くんが抱きつくことを

どんなふうに思ってるの?って聞いた時には

そんなこと、この場で答えるのはちょっと…。

とでも言いたげな微妙なお顔をして

答えてくれませんでした。そのそぶりから

お母さんにも えいちゃんの思いが伝わって

優しい性格のえいちゃんらしい様子なのでした。

それで凛ちゃんと 抱きつくことについて

おしゃべりしてみたのです。



凛ちゃんは 絵カードで思いを伝えることが

増えていました。

お箸の使い方も上手になっていました。

時々こうして成長を感じさせてもらえることが

ありがたいですね。












  


Posted by まきの じゅんこ at 23:33Comments(0)出会い指でおしゃべりの会

2018年03月07日

宮古島に着いてから

去年 宮古島に ご一緒して ご縁が繋がった純子ちゃん、朝子さん。


今年の山元加津子さんの講演会では 私も呼んでくださり

指談のことをお話する時間をいただきました。


講演会の前に 宮古島を案内してもらいました。


リノベーションでとても素敵なお家を作って

お住まいの麺屋さんの西原さん宅を尋ねてくださいました。


タイルや自然の木がふんだんに使われて

ハンモックもブランコもお家の中にあって

風の吹き抜けるお家です。


二階へはこの木を使って登り降り。

表の離れもとても素敵な手作りのお家です。

お子さんの瞳がキラキラしていて トイレもお風呂も

おとぎの国に迷い込んだようでした。


ミントティーを淹れていただいて二階へも 木の柱で上がらせていただいて

短くても ほっこりと身体が喜ぶ時間でした。
  


Posted by まきの じゅんこ at 19:24Comments(0)白雪姫プロジェクト出会い

2018年02月02日

さくやちゃんと

さくやちゃんと 指でおしゃべりの時間を

塩絵の寺田のり子先生のアトリエで 開いていただきました。


雪も舞うような寒さでしたが

のり子先生に抱っこされたさくやちゃんは

爆睡…。


それで さくやちゃんが 選んだ

塩絵の絵の具を指談で聞くお手伝いはできず。


お出でくださったみなさんに 指談のことを

お話することに。

まずは 知っていただくことから、ですね。

  


Posted by まきの じゅんこ at 19:04Comments(0)出会い

2017年11月27日

命はそんなに やわじゃない



11月25日に 大山崎にある、水上隣保館で

杉浦貴之さんと山元加津子さんのトークとライブの

イベントが 白雪隊とたんぽぽの仲間たち関西主催でありました。


ゆりの礼拝堂を会場に決めて 100人を目標に広報。

当日は101人の方が 坂の上の ゆりの礼拝堂に

おいでくださいました。


東京の病院で意識不明のご家族との指談でお会いした方、

紀伊田辺の病院でお会いした方、

指談の活動でお目にかかったみなさんが何人も

来てくださったのも嬉しいことでした。


あれから 頷いて合図がもらえます、と報告をいただき

よかったなぁと思いました。


いのちはそんなにやわじゃない、杉浦貴之さんの体験も

きっとどなたかの 光になることでしょう。


お二人のトークに私も仲間入りさせてもらい、

「なぜ病名がついた途端に 病人の顔になるんでしょう?」と

お二人に尋ねたら 杉浦さんも 末期癌と言われたら歩けなくなったと

お話してくださって 退院しても6年くらいは「病み上がり」と

言い続けていたそうです。

「いつまで病みあがりと言ってるんだ!」と言われた途端に

身体も変化したことをお話されました。


かっこちゃんが以前 勤めた病院のある学校では

病名がないお子さんは入学できないからと

自分で病名を選んでいいという校長先生がいたそうで、(^^)

自分から選んで決めた病名だと がっくりするとか

そういう変化がないのだそうです。

お医者さまに宣告された時とは違うの、というお話が印象的でした。


心が身体を動かす、氣の原理。

心で未来を決めていいんだなぁと思います。


  


Posted by まきの じゅんこ at 07:07Comments(0)白雪姫プロジェクト出会い

2017年11月04日

ももちゃん



ももちゃんは 7歳の18トリソミーの女の子。

手足をよく動かせて

表情もあって

時々声でも伝えようとします。


おかあさんは A4の用紙にびっしりと

ももちゃんに 教えて欲しいことを

書き出して待っていてくれました。


おとうさんも見守っています。


ドキュメンタリー映画「Given〜いま、ここ、にある しあわせー」に出演して

その映画のスタッフさんに

指談(ゆびだん)というものがあると聞いたこと、

毎月、指談で おしゃべりに伺う

さくやちゃんからのご縁もあって

こうしてお会いできることに。


身体の痛みはないこと、

毎日が楽しいことを教えてもらえました。


お兄ちゃんやお姉ちゃんが大好きなことも

学校が楽しいことも教えてくれます。

それはおかあさんが ももちゃんから

なんとなく感じ取っていたのと

ほとんど同じ答えでした。


でも、もっと誰にもわかりやすく伝われば、

嬉しいという思いはありますよね。


さくやちゃんも 指談に出会ってから

見える形のコミュニケーションを

してくれるようになりました。


ももちゃんと見守るご家族の化学変化を

楽しみにしようと思います。








  


Posted by まきの じゅんこ at 01:22Comments(0)白雪姫プロジェクト出会い

2017年09月23日

筆談 逆バージョン




生活介護のお部屋にも伺いました。

ちょうどお昼前の時間でしたが バランスボールに座って

ずうっと跳ねている男性は手で叩いたり、足で壁を蹴ってしまうそうでした。


でも握手もしてくれて 手や足が出るのは暴れたいというよりも

なんだか赤ちゃんが顔を右に向けると手も反射で右にぶん!と動くのに

似ています。

しかも握手した手で指談をすると「手加減している」という思いも伝わります。


注目して!僕のこと見て!しっかり見て!というように

お部屋の中を私が移動するとバランスボールごと徐々に移動されるの。




私のことがとても氣になるけれどどうしたらいいか考えている様子のSさん。

文字も書けるとスタッフさんが教えてくれます。

何人かと指でおしゃべりした後で床に座って握手から指談。


カウンターの上にノートを置いて日付とAM、食事の準備、PM、休みと

ユニークな筆順でありながらしっかりと文字に変わっていく様子が

楽しかったです。


私に鉛筆を持って、と言って私の手をSさんが上から包むようにして

じゅんこさんとおはなししました。とSさんにリードされてノートに書きました。

これは新鮮な体験でした。


筆談の逆バージョンという感じ。


大きくて高いトーンでお友達が話す声が苦手なようです、とスタッフさんが言います。

いらいらしてしまう声は耳でなく、合氣道で「臍下の一点(せいかのいってん)」という、

お臍のずうっと下で聞くと思うとストレスになりません。


Sさんにそのことを伝えましたが使ってもらえたらいいなぁと思います。


  


Posted by まきの じゅんこ at 21:57Comments(0)氣付き出会い

2017年09月17日

石川県へ



9日と10日に 石川県小松市の山の中にある、

大杉みどりの里という小学校を改装して作られた研修施設で

かっこちゃん(山元加津子さん)と地元のお友達が

主催してくださった、手縫いでワンピースを作る、ちくちくの会に参加しました。


石川県には 指談の講習や病院訪問で何度も行きました。


そのご縁から 指談で病院にその後もお伺いするようになった方も。

はい、といいえだけでなく、もう少し細かなことを

指談で確認されるように 質問を用意して待ってくださいます。




今回、二つの病院にお伺いしました。



最初にご依頼をいただいたのは50歳代の意識障害の女性です。初対面でした。

お母さん、妹さんは 意識障害であっても わかっていらっしゃるのではないか、

声かけが聞こえているのじゃないだろうか、と思いながら

看病に通っていらっしゃいました。


心肺停止になった時点で 進行性の神経の病氣で闘病中で声が出ず、iPadを使って

メールのやり取りのようにコミュニケーションを取っていたそうです。


お目にかかると瞬きよりも 黒目が左右に動かすことがお上手でした。

指談でご家族の用意された質問を尋ねたり、ご自身の聞きたいことも

伝えてもらいます。


思いを伝えたい時に 下顎に表情が動き、もっと伝えたいことが溢れてくると

身体に力が入って お顔が紅潮します。

指談の様子を一緒に見ていただくと 話したい思いが募っている時に

モニターの酸素の値が変化していたそうです。

聞こえることも、髪を触ることや、肌に触れてもらうことが

氣持ちのよいことだと ご家族に伝えられました。
  


Posted by まきの じゅんこ at 03:52Comments(0)白雪姫プロジェクト出会い

2017年09月02日

いつか話せたらと思っていました



白雪姫プロジェクトで 指談(ゆびだん)や筆談で

言葉がないと思われる方とも対話できることを伝えています。

Y君は29歳、ご家族はコミュニケーションが取れないと思っていました。


指談でなくても 瞬きや 握る手に力を込めることや、

目を動かすことでもはい、いいえは伝えてもらえます。

どんな方法がいいのかは、実際に会ってお話をする中で見つけていきます。

Y君は質問へのレスポンスがよくて賢さが伝わる男性でした。

脚をピンと伸ばしてしまうの、とお母さん。

以前に、膝を曲げてと言われてもどこに膝があるのか、脳が認識していないと

曲げられないと本で読みました。

ここが膝、こういうふうに曲げられるところ、と声をかけて

ゆっくり曲げるのをお手伝いすると上手に曲げました。

その瞬間に、Yさんは とびきりの笑顔でにか〜っと笑ったのです。


この笑顔 お母さんはこれまでに見たことがなかったそうです。


その後、話をするたびに にっこりだったり、ニヤリだったり

Yさんはたくさんの笑い顔の表情を出しました。


目力があるね、視線入力の可能性もあるねって声かけをした時の笑顔、素晴らしかったです。


はい、そうですという時ににっこりできたら指談でなくても思いを伝えられて対話が始まります。


いつか話したいと思っていました、散歩が好きだから車椅子で散歩に行きたいことも教えてくれました。  


Posted by まきの じゅんこ at 12:16Comments(0)白雪姫プロジェクト出会い

2017年08月18日

ねむの木村


ご縁をいただき、掛川市のねむの木学園、ねむの木美術館に

お伺いしました。


田口ランディさん、江原啓之さんとピアノの吉田さん、

フィトセラピストの池田明子さん、日本ダウジング協会の加藤会長。

障害者のアートを応援していらっしゃる中津川さんも。


宮城まり子さんは 90歳の今も 永遠の少女の感性と

決してブレることのない意思で ねむの木学園を運営されています。


車椅子でしたが 冗談の応酬もテンポよくて素敵な時間でした。


4歳から70歳代まで 70名の方が暮らしています。

誰もが光るものを必ず持っているという信念で

絵画や音楽や 美術工芸、茶道の指導もされて

海外にも ねむの木学園のみなさんの作品や

歌声は届けられています。


今回はプライベートな訪問にご一緒させていただきました。


オペラの洋と和の歌を数曲、江原啓之さんが歌い、

一緒に訪問した私たちも「夏の思い出」を江原啓之さんと

歌って…という計画でしたが 宮城まり子さんが

ねむの木の全員で歌えばいい、とおっしゃって

そこから練習、練習、練習。何年振りかで歌いました。


夏の思い出を 全員で 大きな声で何度も歌い上げました。


お礼にと ねむの木学園のみなさんの歌。

どの曲も宮城まり子さんが、ほら あの曲をいただき、というと

即、暗譜で歌えてしまうのです。驚きました。


ねむの木学園のスタッフさんで初見でピアノが弾ける方が

いつもたくさんの譜面を抱えていらっしゃいましたが

その理由は いつ、どんなリクエストも弾けるようにという

ことだったようです。


ねむの木学園の見学は予約が必要ですが 美術館はいつでも

拝見できます。

今回は寄れませんでしたが吉行淳之介記念館も和の設計で

素敵な外観でした。

ゆったり、また訪問したいと思います。

  


Posted by まきの じゅんこ at 21:16Comments(0)白雪姫プロジェクト出会い