2016年12月07日

脳はどう感じているか?

指談でお話させていただく時に ご自身の身体を

どういうふうに感じているか、質問します。

特に身体の障がいが見受けられなくても その方の脳が

ご自身を イルカみたいな身体と 感じているとしたら

腕を動かすとか 手を使うという発想が出ないということを

本で読んだから、ということもあります。


それで 指談で 脚の感覚ならば どんな位置に置いているのかを

ご自身がどう感じているのか、お尋ねします。


Rさんは 左脚はぼんやり、と指で教えてくれました。

声をかけて、ゆっくり触りながら ここは太腿の前側、こちらは裏側、膝はここ、

というように 脳から一番遠い足の指までを感じてもらいました。

足の指を甲の側の起こしたり、足裏側に倒すと くくっと膝を曲げて動かしました。

単なる反射かも知れませんが その後は 指談ではい、と答えるタイミングで

左脚を動かせることがわかりました。


100パーセントでなくっても 自分の思いで左脚が動くことをご家族も

喜んでくださり、遅れて病院に見えたお父さんは その動きにわっと 泣かれたのでした。

「倒れてから ずうっと 心配や不安を押さえ込んできたんです」とおっしゃられて。


指談ができなくても 思いを表出できると 小さな光の道が開くと思うのです。

ご家族で 新たな単語帳を作り上げるように コミュニケーションの可能性を

わずかな動きからでも見つけて欲しいです。



  


Posted by まきの じゅんこ at 21:59Comments(0)白雪姫プロジェクト諦めない心

2016年11月10日

腕が動かせた!



石川県に伺う度に 病院に行き、指談でお話やリハビリをする恭平さんに

今回はかっこちゃんも一緒に会いに行けることになって

病院に行くまでの午前中は ワンピースを作る?と誘われて

大阪から生地を持って行きました。


朝、ホテルまで迎えに来ていただいて かっこちゃんのお家の近くにある、

薪で火を焚いて作っているお豆腐屋さんに立ち寄って

美味しい厚揚げを買ってお昼に食べることに。

薪がいっぱい積んであります。戸を開けると懐かしいほっとする香りの中に

まだ30代の店主、村田さんがいました。



そして お友達のよりちゃんのお家にもちょっとお邪魔しました。

築40年以上だったお家の畳だった床を木で(プロが)張り替えたり、

壁は珪藻土をご自身が塗ったというお部屋で珈琲をいただきました。

イタリア製の赤いペレットストーブに火が燃えていて素敵です。
(よりちゃんのお家にあったラビットサボテン、可愛い!)




かっこちゃんのお家に着いて 候補のワンピースから形を決めたら

玄関の床に生地を置いてかっこちゃんのワンピースを乗せてまち針は4本のみ、わっ少なっ!

定規やお家にあるモノを使ってささっと印を付けたら ハサミでカット。

手縫いで リボンというか左右に長く付ける紐も生地からちくちくちくと作ります。

一本は私が もう一本はかっこちゃんが縫ってくれて私の半分の時間で縫い終わり。

そしてワンピースの肩から始めて 脇も被せ縫いで二人で左右を手分けしてどんどん縫います。

脇が縫えたら袖ぐりも手分けして 三つ折りで縫います。

その間にもかっこちゃんは電話に出られたり、パソコンをささっとされています。

ももちゃんがトリミングに来ているわんちゃんのリボンが欲しいというと

魔法のように ささっと作ってしまうのでした。スゴイ〜!


そうしているうちに お昼になって 先ほどの厚揚げを焼いてさっと味付けして

「熱いうちに」って出してもらって いただきました、本当に美味しい厚揚げ。

よく大阪で見る厚揚げではなくてお揚げさんの厚みが薄揚げの倍くらいかしら。

作っている人もお店も見ているから余計にありがたくて美味しい厚揚げでした。


襟ぐりは私一人で三つ折りで始末しました。残りは裾ですが帰りのサンダーバードで

ちくちくちくとすることにしました。


恭平さんは初めて会った去年の7月からは とても回復されていると実感します。

二ヶ月前と比べても右腕が柔らかく深く曲げられて肩に触れるようになりました。

声かけで笑ったり、瞬きをパチパチと二回して合図にもできるようになりました。

STさんがついて 飲み込みの練習も始まっていました。バニラアイスが美味しいって。


首が右ばかり向くので首筋や背中に氣圧療法を少しさせてもらいました。

かっこちゃんが、指先と腕が動かせる!と氣ついてくれて 何度か動かせたのが

今回の大きな感動でした。

恭平さんも大きな声で びっくりして、でもとても嬉しい変化を味わっていました。

泣き顔に見えても思いは嬉しい、嬉しいという指談でした。

おかあさんとおとうさんが 毎日、リハビリをされています。

記録の用紙をおとうさんが作って おかあさんが克明に印をされていました。

おしっこも昼間は尿器でできて オムツにすることがなくなりました。

尿意がわかると指談で教えてくれてから 時間を決めて当てることをおかあさんが

やってくれてそこからできるようになったんです。出ると声で教えてくれます。

声でも返事ができるようになってきました。


宮ぷーが飛行機で仙台に行けたことを話すと 恭平さんも旅行ができるようになりたいと

教えてくれます。先の希望があることは回復の力になりますね。


帰りのサンダーバードでワンピース、裾を仕上げて タグを自宅で付けて出来上がりました。

お披露目しま〜す。


  


Posted by まきの じゅんこ at 15:18Comments(0)白雪姫プロジェクト諦めない心

2016年10月08日

頑張ってみようか。

photo by 松原徹郎
一年半前に倒れて海馬周辺のダメージで 左足と左手が

思うように動かせないという Sさんに会いました。


右手は使えるので電動車椅子を使っていらっしゃいます。

左足が内側にねじれてしまい、バランスを崩すから立つことができない、

歩けなくなったことが辛いとも。

海馬周辺のダメージということですが 会話が普通に成立します。


左腕は肘も掌も肩よりも下まであげるとそれ以上はいかなくて

もっと動かせたら嬉しい、っておっしゃるから 早速 魔女活。((^^))


腕の付け根、背中側に氣圧療法を数分させてもらいました。

それだけで 万歳のように両手を頭よりも高く上げられます。

左の方が右よりも5㎝くらい低いけれど さっきとは大違い。


諦めないで 回復を信じることで 自分でできるリハビリでも

少しずつ回復するのです。


頑張ってみようか、諦めないで。と言ってくださいました。


白雪姫プロジェクトが必要な人に届きますように。

  


Posted by まきの じゅんこ at 19:43Comments(0)白雪姫プロジェクト諦めない心