2015年05月05日

長崎へ


能のお稽古仲間で 今は長崎に戻っている友人のGさんが4月に主催予定の

能楽師観世流シテ方 武田宗典さんの能の入門講座「謡サロン」に

参加することを決めていました。


昨年12月に Go!Go!白雪姫プロジェクト in 金沢の会場と懇親会で

五島列島から遥々参加された久美さんと出会いました。

久美さんは スイッチの工作のワークショップに参加されたので

指談のことを詳しく知りたいと思われたそうで4月に長崎に行くときに

五島列島まで足を延ばす約束をしました。


4月29日午前中から謡サロンのスタッフをして午後3時半ころに

後片付けもそこそこに謡サロンを失礼させてもらって港へ。


帆船まつりの最終日で渋滞もありましたが無事にチェックイン。

ジェットフォイル(高速船)で長崎港から奈良尾港へは75分ほどです。

港に17:45に到着すると久美さんが待っていてくれました。

ご自宅へは港から30分ほどのドライブです。


車椅子のご主人にご挨拶すると目にも力があって首も座っています。

息子さんが食事の介助をして、私の到着を緊張して待ってくださっていました。


まずは久美さんと息子さんに 合氣道のエッセンスからの感じるセンサーの

スイッチをonにするオリエンテーションからです。

そして久美さんのご主人の右手で私の指を握ってもらい、

左手で久美さんの指を握ってもらって指談のスタートです。

〇と/をすぐに感じていただけました。

もっと難しいもの、準備が必要なものかと想像されていたので

指談はちょっと拍子抜けするような驚きだったそうです。

それは久美さんが指談でなくても表情や目の光り、身体からの空氣感で

コミュニケーションを取れていたこととも関係があるかも知れません。

息子さんも〇と/が感じられたそうです。

そのまま何かたくさんの文字らしきものを書いたけれど

文字は読み取れなかったとおっしゃいました。

数字は2と3を感じ取っていただきます。

お二人ともすぐに数字もわかりました。

(後で息子さんに書いたのはどんな言葉か、教えてもらってもいいですか?と尋ねると「今は伝わらなくても、いずれ言える日が来るでしょうから伝えなくても大丈夫です」とのことでした。)


そうしているとMさんとKさんも来てくださいました。

久美さんから感じるセンサーをonにする方法を伝えてもらいます。

先に学んだら教えることが一番の自分自身の学びになるからです。

足りないところは私もフォローします。

そしてMさんもKさんも〇と/がわかったんです。

家族だけでなく、応援してくださる方も指談ができることは

とてもありがたいことです。


目が見えていること、メガネがあると新聞の文字も読めること、

色もしっかりわかっていることも伝わりました。

この頃にはお顔の表情も穏やかな表情に変化していました。


ベッドに移っていただいて尖足予防のストレッチをしました。

するとご主人は枕から頭を持ち上げて両膝をお腹に寄せるように

腹筋の運動のようにしてみせてくれます。びっくり!

何度か繰り返してやってくれました。


やる氣のスイッチが入ったことがみんなに伝わりました。



翌朝、港へご主人も一緒に見送りに来てくださいました。

とてもすっきりした表情をされていてこれまで以上に前向きに

リハビリをしてくださるそうです。