2015年05月18日

涙があふれました。



今日も ご縁をいただいて 素敵な仲間と出会わせていただきました。

言葉がないと思われている方、自閉症で会話が難しい方が

アーティストとして才能を発揮されている場に伺ってきました。


小さなころは片言を話していたとお聞きしたNさん。

今はほとんど声をだされないのですが指先に言葉を綴ってくれました。

絵を描けるという自信はないけれど何かできるといいなぁと

書いてくれました。

橋本雅子さんのちぎり絵のことが ふと、浮かんできました。

和紙をくしゅくしゅしたりちぎって貼ったり、Nさんの見ている世界を

貼り絵にできたら素敵かも知れませんね。

介助をされているお姉さんにも〇と/、数字が伝えられました。

そして最後の方でNさんは短く声を出しました。嬉しかったです。



M君のお母さんもお仕事の時間に都合をつけてきてくださいました。

ちいさかったM君にきつく厳しく当たってしまったことをとても氣になさっていて

「言葉を話したら憎まれているんじゃないかしら?」と心配されていましたが

M君は優しくて「お母さんは大好き。その時(お母さんが)そうする事情が

あったことも分かっています。もう、その頃のこと(つらく厳しくしていた)から

今日は卒業してほしい。」と言いました。

指先の文字を声にしながら涙があふれてしまいました。

自閉症で心と身体の動きにズレがあるというM君が 指談の途中で「ありがとう」と

何度も言いました。「今は心と口が同じです」と指に書いてくれました。

「お母さんが好きって言いたいのに言えなかったから(指談で)言えてよかった。」

そして「作品を作るのは僕に生まれた意味があると感じる時間でやりがいを感じます。」と。

心と違う動きを身体がしてしまう時、自分の動きをコントロールしたいけれどできなくて

どうしたらコントロールできるのか、知りたいとも。


スタッフさんとお母さん方にも指談の練習をしていただきました。

すぐに使えなくても、誰にも言葉としての思いがあってこちらの言葉も伝わっていること、

返事を待つ一呼吸が大切なことをお伝えしました。


帰宅後もM君との指談の時間を思うだけでまた、涙があふれます。

指談をきっかけに 素敵なきらきらの魂に出会わせていただくことがありがたいです。