指談(ゆびだん)でお話しましょう! › 2015年08月02日
2015年08月02日
4% と 96%
枚岡神社で 舞の奉納と中東宮司さんと 稲葉俊郎さんの対談がありました。
宮司さんのお立場からと 医学の現場にいらっしゃりながら 日本の神話にも詳しい
稲葉俊郎さんとの対話は 指談で私が感じることにも繋がっていて不思議です。
神道は神代の頃からのやり方がそのまま残っていて、今が最先端なんです、宮司さん。
今、抱えている身体の状態を 神話との対比で読み解くことができるのではないか?と
稲葉先生。
最先端医療の場にいらっしゃりながら 宇宙や自然と繋がることを大切にされている。
見えないものもある、というのはお二人ともに共通の認識です。
根拠は 見ることができるものは 実は存在の4%ほど、ということ。
残りの96%は目には見えない、けれども確かに存在するもの。
感謝や祈りや思いやりは目に目ないけれど 大切だと 家庭でずうっと
伝えられてきたことです。
いま、それが お金や物質が優先というふうになってしまった。
どちらも バランスが取れていることがいい。
そして神代の頃は 言葉はなくても通じていた時代、と宮司さん。
だとしたら、指談ができるのは最先端のようで 古の知恵を思い出すこと。
誰もが DNAの記憶として持っているもの、そんなお話でもっとお聞きしたくなる、
心がわくわくする対談でした。