2016年01月04日

指談を信じてもらえますか?


指談(ゆびだん)を初めての方にどうしたら信じてもらえますか?

という質問をいただきました。

指談は未だ常識でないこと、「未常識」の意思伝達の方法です。


これまでの2年余りに出会って指談や筆談でお話をさせていただいて

言葉がないと思われていても 身体のどこも動かせなくても

指談で思いを伝えられるようになって笑顔を取り戻されたご家族を

見てきました。

そのことを信じるか、信じないかは その方にお任せしています。


瞬きや、頷き、身体の動きや目の動きなどで、YESとNOが言える方は

言葉を読み取りながら 合っているか、短い文章ごとに確認ができます。

表情で わかってもらえたと感じることもありますが 指談では

お話の区切りごとに ◯、✔︎や数字を指談でお聞きして確認をします。

その場で、読み取りが合っているかどうか、確認できないこともあります。

次に伺って、ご自身から手を差し出されて指談でおしゃべりがしたい、と

伝えられる時に、前回の読み取りが私の勝手な言葉でなかったのだと思える、

そういう繰り返しです。

指談がきっかけに 関わり方が変わることも、よくお聞きします。

その場でご本人の思いだとわかることもあるし、口調がそのものですね、と

言われることもあります。銀行の暗証番号をお聞きできたことも。


怪しいと言われてしまう、そのリスクはあると思うのですが、だからと言って

想いがあり、思いを伝えたい人を 閉じ込められ症候群のままにできますか、

と思うのです。

何のため?誰のため?に指談をさせていただくのかということを

大切に考えています。


山元加津子さん(かっこちゃん)の考える指談のしくみを 指談の本、

指談で開く言葉の扉に書いていただきました。


話せることと、話せないこと、その境目がどんどん淡くなっていくこの頃です。