2016年02月04日

出会う、ということ


昨日は節分でしたね。

白雪隊・北大阪会場として 会議室を提供してくださっているあつみ鍼灸院で

日本書紀の全巻を現代語訳された、戸隠神社の聚長(しゅうちょう)の

宮澤豊穂先生が来阪されてお話をされる会に参加しました。


お名刺を頂戴して 聚長(しゅうちょう)という肩書きを初めて知りました。

戸隠神社では神官のことを特に聚長(しゅうちょう)と呼び、代々宿坊も兼ねているそうです。


自己紹介は ご自身のお名前が「日本書紀にも載っている」という壮大なものでした。

雄略天皇の九年(西暦465年)、三島郡の藍原と記載があり、今の茨木市安威ということ。

これがまた、あつみ鍼灸院のすぐ近くなのです。

節分に長野県から来てくださった聚長(しゅうちょう)さんに出会えたこと、そのタイミングに

感動を覚えました。


日本書紀は過去の記載でなく、現代にも生きていることが書かれていると仰いました。

節分のことも 伊弉諾尊が黄泉の国から戻るときに追いかけてきた鬼に桃の実を投げて

退散させたことが 今という時代にもいきている節分の豆まきですと。

そして日本の神様のことは万葉仮名で漢字が当てられているからこそ、神様の名前から

その役割が伝わります、とも。


医心方の現代語訳をされた 槇佐和子先生も 一つ一つの漢字に意味があり、その漢字の

意味を間違えないようにと部首辞典をご自身で作られていく中で5000文字くらい辞書にできたとき、

自然にわかるようになったとお話されました。

それでも30巻を訳すのに寝る間も惜しんで40年の歳月がかかったとおっしゃいます。


おふたりの信念と本当のことの扉を拓く探究心はほんとうに尊敬いたします。

こうして奈良時代、平安時代の書を現代語に訳してくださったおふた方とこの時期に

偶然出会えたことにはなにか意味があるのでしょうか。