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2016年06月27日

仙台へ  (1)

今年の9月3日(土)には 仙台の電力ホールで

山元加津子さん(かっこちゃん)が初監督する映画「銀河の雫 はじまりはひとつ」の

お披露目があります。初上映会のご案内




主催のとよちゃんとしげちゃんは 宮ぷーとかっこちゃんを

心から応援してくださる、素敵なお二人です。


秋の上映会に私も仙台に行くことを決めていて、「その時に 意識障害の方の病院に

指談のことで寄ってもらえるかしら?」と とよちゃんからお尋ねがありました。

もちろん、時間の許すまで どこにでも行きますよってお話をしていました。


それで病院に伺うのは秋の予定でしたが できたら早く来て欲しいということで

急に日程が決まって先週末、お伺いしてきました。


大阪から伺うと飛行機代もご家族のご負担が大きいです。

今回は二家族の方が午前と午後に時間を調整して呼んでくださいました。


手術中に心臓が止まってしまって意識障害になったHさん。

個室なので奥様とお兄さんも来ておられて、金沢で会った純子ちゃんも

とよちゃんも一緒に見守ってくれました。


質問の答えをもらえるようなタイミングでの瞬きも時々あります。

瞬きの練習で思いが伝えあえるかもしれません。


瞬きの練習は「いち、に、さん」の「さん」でパチンとできるように

こちらから声をかけながら練習をしていただきます。

指談でお話を聞かせていただきながら動くところも捜します。



ご自分で 「いちにのさん」とタイミングを取って、「さん」で瞬きができるよう、

瞬きの自主練習はいつでもひとりでもできるのでHさんにもお願いしました。



指談でご家族が用意された質問の答えもお聞きします。

ご家族がHさんが耳を動かすことを見つけました。

意識して動かせるのならどこであってもコミュニケーションができます。


お子さんのことを尋ねると「家にいる子供が一人と・・・」と答えられて

そういう表現は珍しい言い方だな、と私も声にしながら思いました。


ベッドを起こすことはされていて頭や姿勢を保つ力はしっかりされているので

端座位も練習してくださるといいなぁと思いました。


会ってすぐの時よりも 表情がきりりとされて目に力が出たように思いました。

宮プーのうしろに道ができているようにHさんのうしろにも道ができていきます。

ご家族と一緒に回復を信じて進んでくださると嬉しいです。



つづく