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2016年06月29日

仙台へ  (3)

山元加津子さんの初監督映画「銀河の雫 はじまりはひとつ」の初上映会は

仙台で9月3日に開かれます。
初上映会のご案内


その時に指談で思いを聞かせていただくつもりでしたが予定が変わり

24日(金)にとよちゃんの案内で仙台の病院に連れていってもらいました。


仙台で 二人目の方の病院へは午後3時に伺うことになっていました。

もう一人、別の方にもお聞きすると指談で聞いて欲しいとおっしゃったそうで

午後3時からの予定は動かせないけれど 短時間だけでも伺おうということになって

移動時間を計算して 17分間というごくわずかな時間の訪問がかなったのでした。


身体に触れられることが嫌だと、麻痺のない左手で振りほどこうとされます。

声も少しくぐもりますが「嫌だよ、なにするんだよ」「だめだよ」とおっしゃいます。

聞こえていること、イヤという意思表示ができること、片手も動かせることが

わかります。指談はできないけれど会話が成立します。


ほんの少し触れてもその刺激が何倍にも増幅されて伝わるのかも知れませんね。

首筋の緊張がほぐれると 1 の刺激は1のまま脳に伝わるようになることを 以前に

聞いたことがあります。


それでご自分でなら首筋に触れますか?と聞くと 届かないんですと奥様。

でも頭の上の方に私が手を置くと振り払おうとされて頭にも手が届きました。

反射だったとしてもご主人の可動域がもっと広いことを見つけられました。


Yesの返事が少ないのだそうですが 質問の工夫でYes も引き出せそうです。


コミュニケーションは双方のシャッターを開けて成り立つもの。

I'm OK,and You are OK.の態度から思い込みを外して始まるものです。

もっとゆっくりお話しして可能性を見つけたい、そう感じた滞在でした。