指談(ゆびだん)でお話しましょう! › 2016年09月13日
2016年09月13日
在宅で勉強しているよ
けいちゃんは呼吸器が必要なお子さんです。
勉強は お家に先生が訪問して在宅でしています。
どんな勉強ですか?と聞いたら 本を読むのを聞いているの、と
けいちゃんが指談で教えてくれました。
自分で算数をして数字で答えたいと言いました。
それで筆談で◯や数字が書けたらいいね、と筆談に挑戦。
ベッドに横向きに寝ているけいちゃんに 弟君のおけいこえんぴつを
指に挟んでもらい、その手を軽く包むようにして筆圧が紙にかかるように
えんぴつも一緒に支えて紙の上に置きます。
いきたい方向を邪魔しない、感じた方向に応援するようにします。
けいちゃんは私と最初にやってみて◯も数字も書きました。
お家の方ともできるよ、誰とする?と聞くとお母さんとする、で◯。
お母さんとも◯や数字が書けました。名前も書きました。
寝ているけいちゃんの視線はノートに向いていませんが
えんぴつの位置や書いた文字をまるで手のひらから見ているように
ちょうどいいところにお母さんがえんぴつの先を置くと
次の筆順の線を書くし、外れていると動かさなかったんです。
お父さんとも書いて それは◯がいくつも繋がっている絵と
少しはなれた場所には直線的な絵を描いていました。
アートになっていました。
けいちゃんの集中力にご家族もびっくりされました。
弟くんはお兄ちゃんの書くのを見ながら数字を1から20まで
iPadのホワイトボードというアプリで書いてくれました。
数字の形がけいちゃんとそっくりなことが 微笑ましいです。
アプリで弟くんの書いた数字