2016年09月28日

思い込み

photo by松原徹郎

以前に中学生だったNちゃんとお話をした時に お母さんは

夜のお薬を飲むたびにNちゃんが泣く理由を 聞きたいと

言いました。


それで指談で 薬の味が嫌いですか?ときくと いいえ、

飲むと氣持ちが悪くなりますか?と聞いてもいいえの返事でした。

あらら、それでどうして毎晩泣くんだろう、と思った時に ふっと

「どこかで いつか お薬を飲むたびに泣くというのがセットだ」という

思い込みをしたのじゃないかしら、と浮かんだので 尋ねました。


Nちゃんは驚いた表情で 「えっ!みんなそうじゃないの?」と指に書いて

その晩から 泣かなくて、やっぱり ひとつの流れとして 思い込みがあって

嫌だとか辛いとかじゃなくて泣いたんでしょうってわかったのでした。


Mちゃんは4歳の女の子。

出産時から 次々に辛い症状がやってくる4年間だったそうです。

ふっと、辛い体験ほど深い学びができるという思い込みがあるかな?って

イントゥイーションがありました。(いつもそれは右耳の後ろで感じます)


それでMちゃんに 学びのためには辛い体験ほどいいって思ってるの?と

聞きました。

楽しいことの中やなにげないことにもたくさんの学びがあるって知っている?と

聞くと「あらら」と指先に書きました。

あらら、と二回書いてくれました。

会った瞬間は 大人のような、奥に強い決意を感じる表情でしたが

このあとのMちゃんは すっかり4歳のあどけなさが出た表情に変わり

お母さんと一緒に 学びのために これからも経験をするの、と言いました。


指談でお話をさせていただく時に 通訳だけではないこんな時間があります。

おしゃべりは 双方向のキャッチボールなんですもの。