2017年09月02日

いつか話せたらと思っていました



白雪姫プロジェクトで 指談(ゆびだん)や筆談で

言葉がないと思われる方とも対話できることを伝えています。

Y君は29歳、ご家族はコミュニケーションが取れないと思っていました。


指談でなくても 瞬きや 握る手に力を込めることや、

目を動かすことでもはい、いいえは伝えてもらえます。

どんな方法がいいのかは、実際に会ってお話をする中で見つけていきます。

Y君は質問へのレスポンスがよくて賢さが伝わる男性でした。

脚をピンと伸ばしてしまうの、とお母さん。

以前に、膝を曲げてと言われてもどこに膝があるのか、脳が認識していないと

曲げられないと本で読みました。

ここが膝、こういうふうに曲げられるところ、と声をかけて

ゆっくり曲げるのをお手伝いすると上手に曲げました。

その瞬間に、Yさんは とびきりの笑顔でにか〜っと笑ったのです。


この笑顔 お母さんはこれまでに見たことがなかったそうです。


その後、話をするたびに にっこりだったり、ニヤリだったり

Yさんはたくさんの笑い顔の表情を出しました。


目力があるね、視線入力の可能性もあるねって声かけをした時の笑顔、素晴らしかったです。


はい、そうですという時ににっこりできたら指談でなくても思いを伝えられて対話が始まります。


いつか話したいと思っていました、散歩が好きだから車椅子で散歩に行きたいことも教えてくれました。