2016年07月26日

過敏な感覚で 生きること

過敏な感覚で 生きること

ご縁をいただいて 聴覚過敏や視覚過敏を持つ方に

会ってきました。

この方は言葉でコミュニケーションをとることができます。

ご相談の内容をお母さまが書いたメモをひと目見て

「昼夜逆転も足して」とすぐにおっしゃいました。


みんなと違うから、同じになりたかったなぁと。

パニックは嫌、とも。

その理由が みんなに迷惑をかけるから 嫌なのと。

なんて 優しくて繊細な心で生きてこられたのでしょう。


パニックになる時は 心が 落ち着くべきところにいられない状態。

心を落ち着けていられる場所はお臍のずうっと下になります。


手のひらで 背中を触ってふるふるとすると さする音で 触ってることが

わかると おっしゃいました。

触られることの感覚が触感ではなくて音なのが 意外でした。


肩甲骨の間に手を置かせてもらうと 手の暖かさを感じるそうでした。

部分によって感覚が違うのですね。


手の指、足の指も触らせてもらって 1本ずつ、脳に感覚を伝えます。

足は右側が感じにくく、冷たいことがわかりました。

自分を守るために 感じにくくしているのかもしれないですね。


そうっと触れてお話をしていくと 姿勢も起こせるようになってきました。


一旦記憶した場所や状況を変えてしまうと 上書きが苦手で

以前の記憶が残っていて混乱するのだそうです。


音楽は大好き、曼荼羅の塗り絵も、好きと教えてもらいました。

生きにくさが小さくなって 楽しい時間を送れるといいなぁと思います。


指談で 思いを表出できると 頭の中で嵐が静かになると教えてもらいました。

こんなおしゃべりの時間から ご自身のなかの素敵さを認められ、

不安が小さくなって 楽しいことに心を向けられるといいですね。



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