2016年12月08日
「あれっ?」が伝わった。
福岡には指談をして欲しいと 呼んでいただいて
12月1日~2日の一泊二日で行く予定でした。
2日に福岡を出発するまでに少し時間に余裕があったので facebookにも
「指談が必要な方でお伺いできそうならお問い合わせください」と載せました。
その投稿を福岡の古賀さんがシェアしてくださって、その記事を見られて
友人のご主人が2月に倒れて意識障害の状態、というYさんが問い合わせて
くださったのでした。
Kさんのご家族が ご主人との指談を希望されているかどうか、確認していただいて
病院に伺うことにしたのですが 北九州市の病院ということで2日に伺うには
移動時間もかかり夜になってしまうこと、伺える時間の確約も少し厳しく思えて
北九州市に夜に移動して延泊し、3日の朝いちばんに伺うようにしました。
3日は午後二時までに氣圧療法の予約のお宅(豊中市)に移動できればよく、
小倉から10:30頃の新幹線に乗れれば スケジュール的にはばっちりでした。
直方まで古賀さんの運転で送っていただいて、翌朝はYさんが迎えにきてくださり、
遠賀川の美しい川面を横に見ながら北九州市へ向かいました。
お目にかかったKさんのご主人は動かせなくなった身体に心も諦めかけていたと
指談で教えてくださいました。
指談や筆談で奥様にも〇、/、△を感じていただきました。
いろいろなお話を指談でしている中で ご主人が「あれっ?」っと思った瞬間を
奥様もその場のみんなも感じていました。
「今、あれっ?って伝わりましたよね?」
「確かに、今、あれって感じました」
コミュニケーションというのはどこがどう動いたか、ではないのだと思うのです。
目に見えない、ご主人の心の波を その場にいた数人が同時にキャッチしました。
背内側前頭前野(はいないそくぜんとうぜんや)を活発にすると高度なコミュニケーションが
可能になるそうです。場の状況で脳波がシンクロするとも聞いています。
そんな状況になったからかもしれません。
諦めない、今日からまた頑張る、とお話してくださいました。
古賀さんとYさんはかっこちゃんの講演会のスタッフでお知り合いでした。
お二人共、お友達のご家族が指談でコミュニケーションが取れたら、という思いで
それぞれ別々にご連絡をいただいていました。わかってみるとご縁はこうして
しっかりと繋がっているのですね。
Kさんが 倒れたご主人のことで Yさんに連絡をくださったのは Yさんが白雪姫プロジェクトの
postcardを 今年の年賀状に使っていて、白雪姫プロジェクトの情報がKさんに届いていたから。
そしてホームページを見てくださって 「指談とは?」と思っていたところだったそうです。
そのタイミングでお伺いできてよかったです。
少しづつでも回復が進みますように。
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