2016年05月07日
氣付き
指談(ゆびだん)という方法も筆談も
そのやり方は固定のものがあるのではなくて
それぞれの方にぴったりの方法を見つけて
オートクチュールのように工夫するもの、と思います。
初対面で 一番伝わりやすそうな 支え方を見つけるのは
直観というか、ふっと感じるイントゥイーションも味方です。
2013年3月大阪中央公会堂の「僕のうしろに道はできる」初上映会では
上映前に2階できんこんの会がありました。
スタッフだったのでほんの一瞬、その部屋に行っただけですが
友人の息子さんたけちゃんは 「おかあさんありがとう」と
柴田保之先生が声にするとき、まるで逆の動きをしました。
放せ!触らないでよ!というように両腕を振り払うのです。
でも、次の「ありがとう」でもたけちゃんは同じ動きです。
あれれ? たけちゃんのありがとうってその動きなんだ!
そのことで一般的なジェスチャーとは違う「動きと思いがセットになっていること」もあると知りました。
思いを(特にNOを)言うとおかあさんが悲しむから言わない、という例もあるんです。
改めて、 本当の氣持ちを安心して話せる関係を作ることから指談が始まる場合があります。
日常のささいなことを伝えあえるような会話が指談でできるといいですね。
精一杯、講習会、練習会でお手伝いさせていただきます。
〜のお蔭で、という見方を探すことで
かっこちゃんの言う、きっといい日のために必要だったと
実感できるのではないかしら?
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