指談(ゆびだん)でお話しましょう!

2018年02月17日

旅の感想


長崎の旅は よかったですか?と

やす君に尋ねてみました。


とてもよかった、と教えてくれて

「自分の中で 色々やれる力を感じました」と。


この後、やす君たちは祈りの丘絵本美術館に行きました。

実はここが目的地だったかのようです、と。

午前中をめいっぱい ここで過ごして

別行動をしていた私とホテルで合流しました。

やす君は絵本美術館での時間の満足感を

笑顔で伝えてくれました。




Mさんが 空港まで送ってくださり

空港で長崎ちゃんぽんをがっつり食べて

帰路に。


旅の間のやす君は 自分ができることは 自分でする、

ホテルの朝食バイキングでも 誰の手助けもなしに

たくさんの種類を自分から選び、

美味しそうに食べていました。


この旅がやす君の自信に繋がるといいなぁと思います。




  


2018年02月15日

お誕生日に

長崎 二日目の午前中は やす君たちは

絵本美術館へ。ホテルからは一本道のような

好立地なので 案内もいりません。


私はMさんのおばあちゃんの病院に

面会に行くことができました。


たまたま、この日は 101歳のお誕生日だったのです。

お若い看護師さんが 口腔ケアに病室に来られて

「今日はお誕生日ですね!」と声をかけてくださいました。

「この前、息子さんが来た時、声出してみて!といったら出せたんですよ」

と教えてくれます。


そんな風に優しいまなざしで見守られていることが

伝わって嬉しかったです。


Mさんが 民謡を耳元で聞かせると

身体や顔で 調子を取るように動きが出ます。


お誕生日の面会を びっくりします、と指談で 教えてくださいました。

言葉が出せなくなっても 表情や身体の動きにも

思いが表出されることを 実感します。
  


Posted by まきの じゅんこ at 11:27Comments(0)指談(ゆびだん)って?

2018年02月15日

長崎へ


港の街、マンションかと思う大型客船
アーチストのやす君親子と一緒に行く長崎。

癒しの一泊旅行にご一緒しました。

空港からリムジンバスで市内へ。


これは反対方向に行く三両連結の電車

市内は路面電車で 移動します。

大浦天主堂、グラバー園を訪れて

オフシーズンの平日は 人も少なく

落ち着いています。

夕陽を眺めたらホテルにチェックイン。

たまたま、取れたホテルは

大浦天主堂からも徒歩数分のロケーションでした。


能のお稽古仲間Mさんが

昨年、長崎で案内してくれた

美味しい地元のお店を予約してくれました。

あご出汁の美味しいおでん、お刺身。

壱岐の麦焼酎がよく合いました。




夕食後は Mさんオススメの夜景スポット。

稲佐山の向かい側になります。

飾り立てるもののないシンプルなの展望台。

十六夜の月が 冴えざえと照らして

やす君も 嬉しそうでした。



  


2018年02月04日

るねさん


るねさんに会ったのはるねさんが10歳、小学校四年のとき。

もう中学生になっています。

背も伸びているし 手がよく動くようになっているね。


目で はい、といいえという合図ができていたけれど

指談もおかあさんができるようになって 表情が

いっそう 豊かなお嬢さんになったんです。


この日は 大門正幸(おおかど まさゆき)先生が

指談の検証をされるところに呼んでいただきました。

るねさんはゲームのようにお茶目な言葉を

伝えてきます。

答えは合っていたり外れていたり。^^;


でも、その間の るねさんの表情は いきいきして

声もよく出て楽しい様子が伝わります。


雪で電車が運休したり遅れていましたが

帰りは 1時間も遅れていた大阪まで直行の特急に

ゆったりと乗れるという、嬉しい流れに。


地域に開かれた指談を るねさんもご家族も望んでいるので

これから カフェで ゆるゆると みんながひとつのイベント、

るねさんと 始まる予定です。



言葉を贈る『レターポット』始めました。
  


Posted by まきの じゅんこ at 14:55Comments(0)指談(ゆびだん)って?

2018年02月02日

さくやちゃんと

さくやちゃんと 指でおしゃべりの時間を

塩絵の寺田のり子先生のアトリエで 開いていただきました。


雪も舞うような寒さでしたが

のり子先生に抱っこされたさくやちゃんは

爆睡…。


それで さくやちゃんが 選んだ

塩絵の絵の具を指談で聞くお手伝いはできず。


お出でくださったみなさんに 指談のことを

お話することに。

まずは 知っていただくことから、ですね。

  


Posted by まきの じゅんこ at 19:04Comments(0)指談(ゆびだん)って?出会い

2018年01月23日

指談・ことば教室 第9回

りょうくんと参加されたみなさんと 指談。

僕を練習台に使って、というりょうくん。


おかあさんと指談でも対話ができるようになって

安心感が とても大きくなったことも

教えてくれます。


望月さんが 作曲するから 詩を聞かせて、と言い

「ここから」という詩を指談で

伝えてくれました。

指談の練習台になることが 役に立っていること。

それが嬉しいというりょうくん、笑顔も出ました。


次回は第10回、4/22に山元加津子さんも一緒です。


  


2018年01月23日

たかこちゃん



昨年の1月中旬に

まだ小さな人の命が お空に帰っていきました。

直接会ったのは 一昨年の夏。

小児病棟で 事故で意識障害の状態でした。


小さな小さな手は 私の指を握ることができず

かかとで指談をさせていただきました。


何度も「奇跡的に回復」してみせたのに

昨年の1月は 救急搬送されてそのまま お空に帰ってしまった、

たかこちゃん。

お空に帰る日に ふうっと私がたかこちゃんのことが氣になって

おかあさんにメールをしました。

そのタイミングが 救急搬送された時でした。

おかあさんとお父さんも指談で 対話ができていました。


一生懸命生きて生ききった素晴らしいいのち。


お別れを知らせてくれたのかもしれません。



ずうっと寒さが厳しかった大阪ですが

少し寒さが緩んだ日に 一周忌でした。

きっとお空から 微笑んで見守ってくれていますね。  


Posted by まきの じゅんこ at 16:51Comments(0)指談(ゆびだん)って?深い想い

2018年01月20日

タッチ & ゴー でいい


photo by Tetsuro Matsubara


愛知県にお伺いして 自閉症の方たちと

指談でお話をさせていただきました。


前にも 指談で おしゃべりの体験がある方は

前回からの 日常を お話してくれます。

ご家族でも 指談で会話ができているSちゃんは

今回は たくさん、お話をしてくれました。

そして見学されていたご家族を見つめることが

増えたなぁと感じました。


Aちゃんは お家で過ごしたお正月の時期が

楽しかったことを教えてくれます。


場所を移動して 就労支援の場所へ。

今回が初めてのAさんは 数字が得意。

きっちりと揃った数字をさらさら書いていきます。

恥ずかしそうにしながら にっこり。


ヘタだね〜という言葉で傷付いた体験が

ずうっと以前にあるのかもしれないです。

絵を描くとか、自分でヘタと思い込んできたことを

手放してもらえるといいなぁ。


オウム返しになってしまうKさんは

お弁当のおかずを自分でも作れるようになって

卵焼きを美味しくできたらいいなって

教えてくれます。

練習すればできるようになるね。

にこにこ、という文字を 筆談でたくさん書きました。

Kさんの笑顔は とても素敵です。



外で公園の清掃に出かけていた方たちが戻ってきました。

何度もお目にかかりお話をしていますが

外での活動が 心地よかったらしくて

私と両手を触れて 風邪を引かずに元氣だったよ、というと

さっと席を立つんです。


タッチ & ゴー、そのもの。

ひとりで呟くことが多かったNさんは

呟きもなく、タッチ & ゴー。(^^)


困っていることはないよ、って教えてくれます。


  


Posted by まきの じゅんこ at 17:17Comments(0)指談(ゆびだん)って?

2018年01月10日

長崎へ

ずうっと何年も 一緒に過ごした友だちが

急に 病氣がわかって ふた月ほどの闘病期間で

天に帰ってしまったとしたら 残された人には

それは どんなに大きな哀しみのできごとでしょう。


よきライバルでもあった Mさんが

急に亡くなった深い哀しみの中で

ずうっと一緒に過ごしていたのに

これからどう生きたらいいのか、

不安しかないと、指談で教えてもらいました。


亡くなった人は戻ってこないけれど

いつも そばに来てくれる存在へと

形を変えて新しいエネルギーになっているように

私には 思われてなりません。


自然の中に入ってみることや

美しい空間で 哀しみを癒して

残った者は 亡くなった方からの

いのちのバトンを 生ききることで

大きなひとつのいのちを共に生きていくのだと

そう感じ、そう信じています。




長崎へ。

大浦天主堂の光の中へ。

哀しみを 生きる力に変えられるように。


その旅にご一緒することになりました。

ガイドヘルパーのように

指談でお話することで 力になれると

嬉しいです。


  


Posted by まきの じゅんこ at 22:30Comments(0)指談(ゆびだん)って?深い想い

2018年01月09日

ICUで。

あつみ鍼灸院の渥美先生のご縁で

パラグライダーで事故に遭った女性の病院へ。



うかつにも 到着してご家族と病院のロビーでご挨拶して

病室へ向かうと ICUでした。


急性期の病棟と聞いていたのですが ICUとは思わずに

案内していただいたのです。


骨折箇所が多く、手足はまだご自分で動かせない状態。



左目だけが開いていました。

痛みがあるか、お尋ねすると 指談で背中と伝わりました。

背中は広い範囲なので どの辺りに痛みがあるか、

肩の近くですか?肩甲骨の辺りですか?と順番にお聞きすると

肩甲骨より下で腰骨よりも上、真ん中辺りに痛みがあると

伝わりました。


付き添っていらっしゃるパートナーさんが

「背骨の9番と10番と櫓の役目の金具を入れる手術をしたんです」と

教えてくれました。事前に知らされていない情報でした。

痛みがあるのは 背中の真ん中辺りだけ、ということに納得しました。


足首も柔らかく保たれています。

付き添うご家族の毎日のケアが ポイントを押さえているから。

そして療養型の病院への転院は リハビリの充実を第一に

検討されています。


候補に挙がった病院では 立位の訓練をしてもらえるということで

そこに転院できるといいですね。


事故の恐怖心はほとんど伝わらず、希望を持って

回復を目指すことを伝えてくださいました。


いいふうになりますように。