指談(ゆびだん)でお話しましょう!

2018年06月09日

沖縄で 指談 つづき


ほこぴーさんに 滞在中は どんな風にでも

指談のスケジュールを入れてくださったらいいですょと

伝えてありました。

それで 講習会の後と翌日の午前中にも

何人かの方とのお話を段取りしてくれました。


かれんちゃんは おしゃれが大好きなお嬢さん。

三年前にも宜野湾市で会っています。


この日はご両親と訪問の担任の先生 ヘルパーさんも一緒に

おしゃべりをしました。

膝のストレッチをお手伝いして 深く曲げた膝頭を

かれんちゃんの手で触ってもらいました。

その時、かれんちゃんは 驚いたように反応して

膝がわかった!と指談で教えてくれました。

ここが肩、ここが腕、肘がここで肘の下の腕、

そう言って指先の一本一本も触ってみると

自分の身体を捉えることができると聞きました。

ママがかれんちゃんにおしゃれなネイルをするのも

大好きって言いました。学校のお勉強も好きだそうです。

先生が同級生が読む本と同じ本を読み聞かせで読んでいて

それがいいということも わかりました。


3年ぶりでしたが 少し大人びたおしゃべりをした

楽しい訪問でした。


  


2018年06月08日

沖縄でおしゃべり


ともちゃんはご家族がとても丁寧にケアをされているお嬢さん。

夜、眠れない様子の時にどうして欲しいか、って尋ねたら

お母さんにベッドの横に一緒に少しの時間でいいから寝て欲しいと

指でおしゃべりしてくれました。


おかあさんが にっこりされて 「そうするんです、たまに」と

教えてくださいました。

なんだか 添い寝して欲しいのかなぁと 感じ取っていらしたそうです。

指談ではこんな風に 日常のさりげないことをお話しています。



療育園で生活するあきらさんにも会いに行きました。

お父さんも一緒におしゃべりに加わっていただき

困ってることがないか、尋ねたのですが

指談では「困らないの、私」という返事です。

「過ぎた時間よりもこれからの楽しみを考えるから

未来の楽しいことを考えていると困らないの」と言います。

お父さんが大好きで 会いに来てくれるのが嬉しくて

食事も本当は自分で食べられるのだけれど お父さんがいると

親孝行のつもりで 介助してもらって甘えるんだそうです。




たかしさんは 意識障害から回復途中の男性。

今回は端座位を奥さんと一緒にしました。

膝が直角に曲げられていて 足裏が床に (足を乗せる台でも)

しっかり着いた姿勢で ベッドの端に坐位を取ることは

脳幹を刺激して回復のスイッチを入れることで

座れるようになるための練習というだけではないのです。

脳幹の重さが頚椎と背骨に掛かる姿勢だから

回復のスイッチが入るのでしょう。

宇宙から帰還した宇宙飛行士の帰還プログラムにも入っていると

以前、内閣官房の医療スタッフさんに聞きました。


首を起こすことも大切です。

顔を上げて、と言うのもいいですね。

遠くを見てください、と言う方がたかしさんは

首を上手に起こせます。

そして上体を左右に大きく倒して刺激します。

倒れそう、と感じて 姿勢を戻そうとすることで

脳は回復するスイッチを入れるんだそうです。

  


2018年06月08日

沖縄で 指談



沖縄で 指でおしゃべりの会を 開いていただきました。

三年前にも宜野湾市で 開いてくださった鉾山さんと

お仲間が声をかけてくださって 那覇だけでなく、

宮古島からも 朝子さん、奥谷さんが参加されました。



見たことがあるけれど うまく読み取りができない、という場合には

どうしたらいいんでしょう?


私なんかに できるかな?

わからないだろうなぁ。という不安を手放して

思いは伝え合える、と信じきることも大切ですね。


心の目と耳をすませて 感じること。

心を落ち着かせて 感じるセンサーを開くこと。


それで 二人で組んで こんな体感をしてもらいました。

①一人が「この場所から動きたくない」と思って立つ。

その人の背中をもう一人がそうっと押すと 動かしずらいのです。

②次に「前に歩きたい」と思って立つと

見た目には一緒でも そうっと押すだけで軽く動かせます。


これは心が身体を動かす、氣の原理から説明ができます。


指談でも ご本人が◯ と伝えたいと思っている時には

読み取る人が ◯を描くと軽いタッチで動きます。

逆に◯と伝えたいのに□や△を読み取る人が描いてみると

氣がぶつかって指先の動きがゴツゴツして重くなります。



対話が成立するにはお互いが平らかな関係、

年齢や立場に関係なく 宇宙の同期生というか、

なんらかの違いがあっても 同じいのちなのだという感覚。


ありのまま、お互いが素晴らしい存在と認め合うことです。

エリックバーンの交流分析でいうところの

I’m OK. and You are OK.ということも大切です。


講習会には来られなくても 指でおしゃべりをして

思いを聞いて欲しいという方のご自宅や病院や療育園や

高齢の方の介護施設にも伺いました。 (つづく)


  


2018年05月24日

けんちゃん

良ちゃん主催の 指談教室には 良ちゃんのお友だちも

何人か来てくださいました。


けんちゃんは介護タクシーでお母さんとヘルパーさんと

参加した青年です。


介護タクシーの予約時間が 指談教室の途中まででしたが

「晴れて氣持ちがいいから、帰りはお散歩のように

歩いて(けんちゃんはストレッチャーで)帰ろう!」とお母さんが言って

残ってくれたのでした。


少し発語もあって、痛い、痛いと

毎晩のように寝るときに言うことを

お母さんは心配されていました。

どこが痛いとは言わないので 心配です、と。


でもけんちゃんに尋ねると指談での答えは

「痛い!は 寝静まる時間への不安で

実際に痛むことではない」そうでした。


そうしたらけんちゃんが「(音楽を)かけて、かけて」とも言うと

おかあさん。


静寂への不安を消すことで痛いと言わなくなるのかも知れません。


「けんちゃんは昼間にうとうとしたり、休めるけれど 痛い!痛い!って言うと

お母さんが夜に眠れないじゃない?

お母さんが疲れてしまうと けんちゃんのお世話ができないよ」と

私が言ったその瞬間に目を見開いて あ!っというお顔をけんちゃんはしました。

その時に けんちゃんを見守っていたみなさんも どよめきました。


うっかり忘れてお母さんに甘えていた様子です。

けんちゃんは言葉数が少なくても 理解があり、思いもあると

わかったことで お母さんの心配も小さくなりました。

そしてちょっと照れたけんちゃんが素敵でした。


  


2018年05月23日

良ちゃんのお話会


20日は 松田良祐さんが主催の 指談教室でした。

伊丹市で4月22日に開いた 指談・ことば教室。

毎回、参加してくれる良祐さんがですが

もっと多くの方と指で話したかったのになぁって

不完全燃焼の様子でした。


それなら 良ちゃんが主催の お話の会をしたらいいね!と

いうことになり、お母さんの順子さんが 企画して

オールケア旭さんに広くて素敵な会場をお借りして

良ちゃん主催の指談教室が ひと月も経たずに実現しました。


五月晴れのさわやかな晴天でした。流石!晴れ男。(^^)

会場には 伊丹市の指談の会に来てくださったヘルパーさん、

Kさん、Iさんも今日のスタッフをしてくださいます。

オールケア旭さんのご協力に感謝です。



会場に着いて、おにぎりとお惣菜がたっぷりのお弁当を

いただきながらミーティング。この時点では はたして

何人の方が来てくださるか よくわかっていませんでした。


10人くらい?と椅子を並べながら でもここに

あるだけの椅子を出しましょう、と言っていただき

並べて 良ちゃんのご挨拶を指談でリハーサルを。


しっかり考えてきた、言葉が簡潔に指先に伝わります。


結局 総勢40人の方が来てくださいました。

指談は初めて、という方がほとんどですが

ヘルパーさんだったり、良ちゃんのお友達や

そのまたお友達で 優しくて温かい空間で濃い時間になりました。


良ちゃんと 指談で ◯と✖️で会話も大勢の方が体験されました。

良ちゃんは とてもしっかりと付き合ってくれました。

終わった時の 少し紅潮した良ちゃんの表情が素敵でした。


指談を見て体験した上で 使うのかどうかの判断を

それぞれのご家族がしてくださればいいと思います。


旭区は デイケアや施設が多くあるエリアだそうです。

ここから コミュニケーションの可能性がまた広がると嬉しいです。  


2018年05月20日

恭平さん

先月半ばに病院に会いに行った時の恭平さんは

発作が続いていました。

今月に入って 状態が落ち着いたというメールを

お母さんからいただきました。


ほっとしました。


遷延性意識障害といわれる状態でも

指談のおしゃべりでの恭平さんは前向きで

お茶目な感じ、聡明さが伝わります。


いいふうに回復して欲しいと願います。
  


2018年05月19日

珈琲

意識障害の方に

ご自身の大好きだった飲み物の香りを

鼻先で左右に振るようにして届けると

とてもいいんだと 柳原能婦子先生にお聞きしました。


伊丹市での 指談・ことば教室に 来ていた男性は

珈琲が好きだったと妹さんが言い、

朝 煎りたての珈琲豆を 偶然 麻子さんが持っていて

袋を開いてくれたら 珈琲の素敵な香りが

ふわ〜っと広がりました。


お兄さんが 口をもぐもぐと動かして

唾をごくんとの見込みました。


五感に届くことは回復に繋がっていることを

実際に目にできた瞬間でした。


これからもいっそうの回復を祈ります。  


2018年05月18日

ひと月が経っている!


石川県小松市大杉のモナの森へ。(4/13〜15)

リノベーションのワークショップに参加。

漆喰も塗ったのです。楽しい。




翌週は
かっこちゃんとちくちくの会。(4/21)
胸元で切り替えのあるワンピースを作りました。
関西白雪隊のみなさんが集まり賑やかな時間。


そのワンピースで翌日22日にかっこちゃんとダイアナさんとウクレレの会、午後はかっこちゃんの講演会。
指談・ことば教室、なんと10回目でした。
たくさんの方々に来ていただきました。


月末には能のお稽古のおさらい会。

5月2日に18トリソミーの勇者さんと 指談・宮井さんのタッチケアコラボ。

☆指談とコラボ ブログで紹介していただきました。



GWの湯村温泉へ リノベーションに一泊とは思えない充実の旅。

リノベーションの間には蕨を採ったり。
よもぎを摘んで よもぎオイルも作りました。
よもぎオイルは保湿や虫刺されに使います。




5/10〜5/11、青森県に奇跡のりんごの木村秋則さんに会いに。



レストラン山崎の 奇跡のりんごのスープ、美味しいです。



そして週末は大濠公園能楽堂へ。

こんなハードスケジュールで 福岡ではアレルギーが出てかおが腫れてしまったのですが
とても素敵で濃厚な時間のひと月でした。

アレルギーはほぼ引いて今週末は 松田りょうくん主催の指談の会です。

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Posted by まきの じゅんこ at 11:29Comments(0)

2018年04月16日

乗り越えて!



先週末に意識障害で入院中の恭平さんに会いに行きました。

伺うのは今年になって初めてでした。


いつもはご家族がリハビリを熱心にされている、

明るくて笑い声が絶えない病室なのに

お母さんがこの日、しょんぼりされていました。


このところ痙攣する発作が出ていて 呼吸も脈拍も苦しそうなのだそうです。

恭平さんに氣持ちをお尋ねすると 夜は眠っているょと教えてくれました。

「発作の時は 怖さを感じる。不安になる。

大丈夫だよと言ってもらうのが嬉しい」と指先から教えてくれました。


そこへ久しぶりに妹さんが面会に来た時は まだ落ち着いていて

「やぁ、来たんだね。ありがとう」と言うように 声が出ました。


こんな風に言葉で話すように優しくて柔らかい声が出るのは初めて。

前回にお会いした時にも よく声が出ていたけれど 声質が違います。


恭平さんは心臓が止まったところから 生きて戻れた勇者さんです。

いい日も辛い日もあるけれどきっと乗り越えてくれると信じています。


恭平さんの頑張りは 他の人に勇氣を与えています、と言うと

泣き顔になって 「生きて戻れた自分の力を信じたい、乗り越えたい」と

伝えてくれました。


最近変えた発作のお薬が合っているか、調べているそうです。


静岡の 静岡てんかん・神経医療センターも お薬とのマッチングのために

入院して調べてもらう病院なのです。


これまで 大変だった状態を乗り越えてきた恭平さんなので

お薬が マッチすることと恭平さんの回復を祈ります。

どうか 恭平さんに祈りの応援をお願いします。
  


2018年04月05日

繋がっていく

高松には 2年前の1月に 連れて行ってもらいました。

高松に住むめぐちゃんに BBA のことを紹介して、ということで

福山市の仙酔島に向かう車で急に決まって 仙酔島の翌日に

そこから四国へ強風の中を移動して伺ったのでした。


めぐちゃんはご主人が脳の出血で倒れた時、

すでに白雪姫プロジェクトを知っていて

ICUでもずうっと大丈夫だと 回復するよ!と

声をかけていたといいます。


ベッドの上で 意識がないと言われた状態でも

声かけに応じて1〜5を やってみせたご主人。

めぐちゃん以外には そんな風に声をかけるご家族は

ICUにいなかったそうです。


今、ご主人はデイサービスを使いながら

在宅で過ごされています。

ご自宅は二階が居室で 急な階段も登られるのです。




めぐちゃんも 塩絵に出会って 四国や小豆島からも

お仲間が集まってくださり、指談のお話に呼んでいただきました。


指談は どんな状態の人にも 思いがあり伝えたい、

思いが伝え合えると嬉しいということ、

コミュニケーションの方法はいろいろあることを

体感していただく時間をメインにお話しました。


車椅子で参加されたお二人も皆さんとの対話に参加されて

表情や微かな頷きやで 思いを表出してくださいました。


ご縁が繋がって 目指すのは 平らかな関係、分けないこと。

誰もが宇宙の同級生、そんな心持ちでリラックスして

おしゃべりを楽しんで欲しいです。