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2015年04月21日

愛媛へ




松山市の「パーソナルアシスタント青空」のこどもデイへ スタッフさんへの指談の講習会と

そのデイを利用されているおこさんたちとの指談に行きました。


ご自分の事業所のこどもさんたちの思いを知りたい!とスタッフさんは

20人ほど参加してくださりとても熱心に練習してくださいました。

代表の佐伯康人さん以外は指談が初めての方ばかりなので丁寧に伝えていきます。

午前10時からの練習会は〇と/と数字の2・3だけを繰り返し練習です。


J君は「しばらく休んでいて久しぶりにここに来たので嬉しい」と書きました。

お兄ちゃんの部活の都合でこどもデイに来るタイミングが合わなかった間、

最近はお休みだったんですとスタッフさんに教えてもらいました。


お昼は 自然栽培の野菜とお米の美味しいベジ弁をみんなでいただいて

よろず質問タイムでした。

遠方のスタッフさんはここで事業所に戻られました。


そしてこどもデイからすぐ近くに白雪姫プロジェクトのスイッチの達人、

二宮さんが京都から転院して療養中の病院もあることがわかって

休憩時間に病院に送っていただいて元氣そうな二宮さんにも短時間ですが会えました。

カンファレンスルームでスイッチを作る前日だったのでとても嬉しそうにされていました。



午後3時前にこどもデイに戻り、次々にやってくる重度身体障がいのおこさんたちと

指談でお話です。(中にはお話ができるおこさんも来ています)



よく床におでこを打ち付けてしまうKさんに どうしてそうするのか教えてもらいました。

どうしよう?どうしよう?と思う時に打ち付けたくなると教えてくれました。

Kさんは文字盤を使って思いを伝えられるおこさんですが 指談に興味があって

私に指を持ってというように手を出して読み取って、と言います。

こちらの質問にも答えてくれました。

自分は あまり痛くはないのだとも言って、こうすると落ち着けるからと。

別のおこさんが「イライラしてそうしてしまうの?」と聞くと そうじゃないと。

だったら床に打ち付ける代わりに 手のひらで額をとんとんと軽くタッチするのはどう?と

提案すると がんばってそうしてみると教えてくれました。

この日、午後3時から自宅への送迎時間までの間、一度も床に打ち付けずに

K君は頑張りました。



Mちゃんは声で はい、とか取ってとか短い言葉が出せるおこさんで

朝から一緒に練習の場に参加していました。

〇の時は指でも〇を書いて声でもハイと言っていました。


他のおこさんの指談を見ていたMちゃんは夕方には指を持って、と

手を差し出してきて 指談をして欲しいとアピールします。

おかあさんにも(指談を)教えてもらいたい、と書きました。

私にどこから来たの?と聞き、大阪から来たのよと言うと

どうやって?遠いの?と聞き返しました。

代表が手配してくれたから楽々にビューンと飛んできたの、と答えたら

「じゃ、またすぐに・・・来い」と命令口調を書いて 自分でウケて笑い転げていました。


午前中に練習会に参加されたスタッフさんは午後からのおこさんとの指談で

〇と/、数字がわかった方、ひらがなで 短い言葉が伝わったという方もいて

こどもデイのこれからが楽しみです。


初めての松山もキラキラの魂との出会いの幸せな時間になりました。


そして松山といえば 朝の道後温泉本館!も短時間ですが。(^_-)-☆