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2016年03月09日

Harusola Salon4

指でおしゃべり会 in Harusola Salonには ちいさなひとが大勢。

チャレンジドの勇者さんも来ていますが そのきょうだいさんが

また大勢、来てくれて嬉しかったです。Harusola Salonというのは

対象が小学生までの肢体不自由児さんのサークルだから、ですね。


この会の特徴がもう一つ、ご家族で参加してください、という

呼びかけで おとうさん方の参加が多かったことがあります。

きょうだいさんの面倒を見ながらおばあちゃまもワークショップに

一緒に参加してくれたことがありがたかったです。


指でおしゃべり会のような機会にご家族で一緒に体感してくださると

きっとお声かけもたくさんしてくださるでしょうし、指談以外にも

対話ができる可能性を探せると思うからです。

「探し物はひとりで探すよりもみんなで探した方がいい」と 指談の本、

「指談で開く言葉の扉・改訂版」で稲葉先生も書いてくださいました。

そして勇者さんたちもほかの勇者さんの言葉や動きから刺激を受けて

会場は暖かくて濃い素敵な時間が流れていました。


スタッフさんのお子さんで以前に一度だけ指でおしゃべりを体験していた

勇者さんたちは 前回、言えなかったことを 伝えたいと意氣込んでいて、

きらきらの瞳でおしゃべりをしてくれました。


諦めない心、可能性を信じる心、できることに心を向けていくことも

この会でみなさんが感じてくださったなら とても嬉しいです。
Harusala Salon のみなさま、素敵な時空間を準備していただきありがとうございました。









  


2016年03月09日

みと君

みと君とは 昨年12/20に会いました。

声が出てしまうこと、部屋の中でじっとしていることがなく、

外へ飛び出そうとされたり、広い会場では 走るように動き、

スタッフさんが必死で後を追い続けていた姿が浮かびます。


先日、出会った瞬間に そのにこにこしてる男の子が

あの時の みと君とは認識できなかったのです。

会ったことがあるよね、どこでだっけ?と想っていました。


ワークショップでも 椅子に座ってにこにこしてるし、時々立って

部屋の中で移動もしますが 穏やかな動きで後ろに行ったり前に来たり。


ワークショップが進んで 指談でお話を聞いてる時も穏やかにしていて、

「じっとしていられて 嬉しい。じっと座れてびっくりした」などと

おしゃべりしながら とても寛いでいてごろんと寝そべったのです。

まだ あの時のみと君と同じ男の子なんだと認識できていませんでした。


最後におかあさんのコメントで 「え〜っ?あの時のみと君なの⁉︎ びっくり!」

と 驚きとともにようやく認識できた次第です。


指談をきっかけに おかあさんの声かけがとても増えていると教えてもらいました。

あの時と同じみと君なら こんなにもじっとしていられてご本人の驚きは

もっともなことです。

すっかり見間違えたこの2ヶ月余りの時間での変化はとても嬉しい驚きがあります。


  


2016年03月09日

Harusola Salon 3

Mさんは 通所施設からもスタッフさんが来てくださっていて

ご家族とのコミュニケーションも表情で交わされています。

おかあさんが右手、私が左手とそれぞれ 自分の指をMさんに

握ってもらう形で 初めての指でおしゃべりをしました。


私に伝わる速さと同じように ○や✔︎がおかあさんにも 伝わり、

Mさんはどや!という表情を見せてくれました。

筆談にも挑戦して、ご自分の名前をしっかり書けました。

新調した車椅子がどんな感じか、質問すると ぴったりはまると

楽ですが 腰の下で空間があって そのために膝より上で腿の裏が

緊張すると指先で伝えてくれました。

質問されたスタッフさんと車椅子に左右から手を入れて 隙間を確認。

ここにウレタンかタオルを置いて座り心地を 指談でも聞いてもらうことに。

ご家族と通所施設のみなさんとの連携でMさんの笑顔が輝きますように。

つづく