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2016年07月26日

過敏な感覚で 生きること



ご縁をいただいて 聴覚過敏や視覚過敏を持つ方に

会ってきました。

この方は言葉でコミュニケーションをとることができます。

ご相談の内容をお母さまが書いたメモをひと目見て

「昼夜逆転も足して」とすぐにおっしゃいました。


みんなと違うから、同じになりたかったなぁと。

パニックは嫌、とも。

その理由が みんなに迷惑をかけるから 嫌なのと。

なんて 優しくて繊細な心で生きてこられたのでしょう。


パニックになる時は 心が 落ち着くべきところにいられない状態。

心を落ち着けていられる場所はお臍のずうっと下になります。


手のひらで 背中を触ってふるふるとすると さする音で 触ってることが

わかると おっしゃいました。

触られることの感覚が触感ではなくて音なのが 意外でした。


肩甲骨の間に手を置かせてもらうと 手の暖かさを感じるそうでした。

部分によって感覚が違うのですね。


手の指、足の指も触らせてもらって 1本ずつ、脳に感覚を伝えます。

足は右側が感じにくく、冷たいことがわかりました。

自分を守るために 感じにくくしているのかもしれないですね。


そうっと触れてお話をしていくと 姿勢も起こせるようになってきました。


一旦記憶した場所や状況を変えてしまうと 上書きが苦手で

以前の記憶が残っていて混乱するのだそうです。


音楽は大好き、曼荼羅の塗り絵も、好きと教えてもらいました。

生きにくさが小さくなって 楽しい時間を送れるといいなぁと思います。


指談で 思いを表出できると 頭の中で嵐が静かになると教えてもらいました。

こんなおしゃべりの時間から ご自身のなかの素敵さを認められ、

不安が小さくなって 楽しいことに心を向けられるといいですね。

  


2016年07月26日

自然栽培パーティー 農業と福祉の連携

岡山県木村式自然栽培実行委員会というNPO法人があります。

理事長の高橋さんは山元加津子さんのことも指談のことも

ご存知で応援してくださっています。


23日に青森県から 奇跡のりんごの木村秋則さんを倉敷市にお迎えして

NPO法人岡山県木村式自然栽培実行委員会のシンポジウムがあり、

私も 大阪府木村式自然栽培実行委員会のみなさんと参加してきました。







木村秋則さんの基調講演では自然栽培という言葉が市民権を得てきたことを

実感できるようになったこと、2020年のオリンピックには世界の人に

日本の素晴らしさを食の安心、安全の面でも知って持ち帰ってもらおうと

シンポジウムは自然栽培 to 2020
と題して行われました。


何度もお邪魔して指談や筆談をはじめとしたコミュニケーションを

こどもデイの勇者さんたちに紹介することでお世話になっている、

パーソナルアシスタント青空の佐伯泰人さんも講話されて

自然栽培に取り組んで9年目の様子や今は愛媛だけでなく、

全国の耕作放棄地で障がい者も地域の人も一緒に 自然栽培による農業、

安心安全なお米、野菜、果物作りが広がっていることをみなさんに報告されました。




農業と福祉を連携して 耕作放棄地を農地に戻し、自然栽培をパーティーのように

笑顔いっぱいで広める活動ですでに40か所で始まっています。

自然栽培パーティーは農水省と厚生省も連携して予算も付きました。


雑誌コトノネから 自然栽培パーティーを特集した別冊が5月に出ています。



シンポジウムの後で「岡山県でも自然栽培パーティーはやっていますか?」とか

障がいのある息子さんでも参加できるのか?もっと知りたい!と 何人もの方が

質問されていました。


新しいうねりが 木村さんの提唱する自然栽培で広がってきました。

自然栽培(=農薬も使わず、除草剤も使わず、化学肥料も使わない農業)