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2016年11月10日

腕が動かせた!



石川県に伺う度に 病院に行き、指談でお話やリハビリをする恭平さんに

今回はかっこちゃんも一緒に会いに行けることになって

病院に行くまでの午前中は ワンピースを作る?と誘われて

大阪から生地を持って行きました。


朝、ホテルまで迎えに来ていただいて かっこちゃんのお家の近くにある、

薪で火を焚いて作っているお豆腐屋さんに立ち寄って

美味しい厚揚げを買ってお昼に食べることに。

薪がいっぱい積んであります。戸を開けると懐かしいほっとする香りの中に

まだ30代の店主、村田さんがいました。



そして お友達のよりちゃんのお家にもちょっとお邪魔しました。

築40年以上だったお家の畳だった床を木で(プロが)張り替えたり、

壁は珪藻土をご自身が塗ったというお部屋で珈琲をいただきました。

イタリア製の赤いペレットストーブに火が燃えていて素敵です。
(よりちゃんのお家にあったラビットサボテン、可愛い!)




かっこちゃんのお家に着いて 候補のワンピースから形を決めたら

玄関の床に生地を置いてかっこちゃんのワンピースを乗せてまち針は4本のみ、わっ少なっ!

定規やお家にあるモノを使ってささっと印を付けたら ハサミでカット。

手縫いで リボンというか左右に長く付ける紐も生地からちくちくちくと作ります。

一本は私が もう一本はかっこちゃんが縫ってくれて私の半分の時間で縫い終わり。

そしてワンピースの肩から始めて 脇も被せ縫いで二人で左右を手分けしてどんどん縫います。

脇が縫えたら袖ぐりも手分けして 三つ折りで縫います。

その間にもかっこちゃんは電話に出られたり、パソコンをささっとされています。

ももちゃんがトリミングに来ているわんちゃんのリボンが欲しいというと

魔法のように ささっと作ってしまうのでした。スゴイ〜!


そうしているうちに お昼になって 先ほどの厚揚げを焼いてさっと味付けして

「熱いうちに」って出してもらって いただきました、本当に美味しい厚揚げ。

よく大阪で見る厚揚げではなくてお揚げさんの厚みが薄揚げの倍くらいかしら。

作っている人もお店も見ているから余計にありがたくて美味しい厚揚げでした。


襟ぐりは私一人で三つ折りで始末しました。残りは裾ですが帰りのサンダーバードで

ちくちくちくとすることにしました。


恭平さんは初めて会った去年の7月からは とても回復されていると実感します。

二ヶ月前と比べても右腕が柔らかく深く曲げられて肩に触れるようになりました。

声かけで笑ったり、瞬きをパチパチと二回して合図にもできるようになりました。

STさんがついて 飲み込みの練習も始まっていました。バニラアイスが美味しいって。


首が右ばかり向くので首筋や背中に氣圧療法を少しさせてもらいました。

かっこちゃんが、指先と腕が動かせる!と氣ついてくれて 何度か動かせたのが

今回の大きな感動でした。

恭平さんも大きな声で びっくりして、でもとても嬉しい変化を味わっていました。

泣き顔に見えても思いは嬉しい、嬉しいという指談でした。

おかあさんとおとうさんが 毎日、リハビリをされています。

記録の用紙をおとうさんが作って おかあさんが克明に印をされていました。

おしっこも昼間は尿器でできて オムツにすることがなくなりました。

尿意がわかると指談で教えてくれてから 時間を決めて当てることをおかあさんが

やってくれてそこからできるようになったんです。出ると声で教えてくれます。

声でも返事ができるようになってきました。


宮ぷーが飛行機で仙台に行けたことを話すと 恭平さんも旅行ができるようになりたいと

教えてくれます。先の希望があることは回復の力になりますね。


帰りのサンダーバードでワンピース、裾を仕上げて タグを自宅で付けて出来上がりました。

お披露目しま〜す。


  


2016年11月09日

わかっている人になる。


石川県にお伺いするのはこれまでも何度もあって

そのうちのほとんどが週末だったのです。

かっこちゃん(山元加津子さん)の住む石川県ですが

週末にはかっこちゃんが講演会で県外に行かれることが多く、

宮ぷーはその間をショートステイの利用をするので

石川県にお伺いしてもかっこちゃんにも宮ぷーにも

会えないことが重なっていました。


今回は タイミングよく、かっこちゃんが石川県にいて

かっこちゃんと一緒に宮ぷーにも会えたり、

津幡市での指でおしゃべりの会にかっこちゃんが午前中に来てくれて

久美ちゃんのお話、無脳症のちーちゃんのお話、宮ぷーのことも

指でおしゃべりの会のみなさんに聞いていただくことができました。


かっこちゃんが 言葉が出なくても みんな思いがあるし、

学んで知るんじゃない、生まれた時から知っているというお話に

障がいのあるお子さんたちが(普段は寝ていたり、むすっとされているお子さんも)

身を乗り出すようにして瞳をきらきらさせて聞いてくれました。


とも君は わかってくれる人が ここにもいる!というふうに 声が出て

にこにこされていました。


小松市の会場で主催してくださったおかあさんからメールをいただきました。


*************転載ここから*************

こちらこそ、三回もの指だん講習会に往復してくださって、本当にありがとうございました。

参加者のママさんや支援者から、これからの子育てが楽しくなりそうや、

大切な事を学んだ、出会えてよかったとお礼の言葉をたくさんいただいてます。

指だん、筆談ができる家族が二組もできて、これもすごいことだと思います。

指だん、筆談というコミュニケーションツールを学ぶ事と同時に、

我が子とどう向き合えばよいのか、コミュニケーションがとれないことで、

不安や自信喪失しやすいママ達の気持ちを肯定し、背中を押してもらえたような、

そんな気もしています。皆、終わるときはニコニコでした。

*************中略 ここまで*************



まだ おしゃべりができていない親子さんも笑顔が増えたり、落ち着きが出たり

嬉しい変化が感じられます。

初めは 不思議だと思われたおかあさん方も 声かけが増えていたり

表情の変化でのコミュニケーションに自信が持てたそうです。

まずは、思いがあると わかっている、そのことが スタートです。



  


2016年11月08日

二年ぶり


石川県での指でおしゃべりの会に参加予定でしたが

都合で参加できなくなったけれど自宅に寄ってもらえませんか?

というお問い合わせに、もちろん、オッケーですよって

土曜日の夕方に 津幡市の会場から 移動してお邪魔しました。


Yちゃんは2014年の12月に 一回会って指談をさせてもらった女の子。

二年ぶりに会うと背も伸びていて成長されたなぁ〜と感じます。

指でのおしゃべりも、筆談での会話もどちらもできましたが

頷く小さな動きや 足が動くこともわかって とても嬉しい変化でした。

表情も出るようになっていますね。


津幡市の森林公園から Yちゃんのお家まで 案内してくださったのは

今回の三回連続の指でおしゃべりの会のスタッフさんをしてくれたKさんで

二年前に このご家族に指談や白雪姫プロジェクトを伝えてくださり、

私と出会わせてくれた方、というのも素敵です。

出会った翌日のGo!Go!白雪姫プロジェクトの会場にも来てくださいました。

知っている人が伝えていくことで 言葉のないYちゃんに 思いがあることも

その思いを伝える方法があることも ご家族に伝わったのでした。


白雪姫プロジェクトを知っていますか?」と、

意識障害から回復する方法があることも宮ぷーのことも、

言葉が話せない人も、身体のどこも動かせない人にも 思いがあり、

それを伝える方法があることが みんなの常識に変わるまで

伝えていきたいと思います。
  


2016年11月07日

お父さんと筆談

日曜日は小松市で こちらも三回連続講座の三回目。

でも、風邪で 来られなくなった勇者さんがお二人。

そして在宅で医療的ケアの必要な、K君も 入院で

お伺いする予定はキャンセルになりました。


実は K君のご両親が 筆談が前回からできるようになられて

今はおかあさんが指談もできるそうで サプライズで私には内緒で

会場に来てもらって 他のお子さんとも指でおしゃべりすることに

なっていたそうです。


今回は会えずに残念ですが 指談や筆談ができるご家族が増えたことが

とても嬉しいです。


会場には 四人の勇者さんとご家族、支援の先生、施設で働いていらっしゃる方、

在宅のお子さんを訪問される看護士さんも来てくださいました。


みずちゃんのご家族はお父さんも参加されて 筆談に挑戦です。

お姉ちゃんが みずちゃんとお話ができるのですが

大好きなお父さんとも直接 おしゃべりしたいと思っている様子です。


みずちゃんは 3回とも来てくださいましたが ずいぶん 元氣になって、

お顔もふっくらされました。手足の動きもずいぶん増えています。


これまで二回の練習で 表情でも想いが組みとれるようになっているそうです。

今回は 筆談で私が先に 筆談のコツをお話して みずちゃんの持ちやすい形や

持ちやすい位置を捜しました。


○や/でハイとイイエを聞いていきます。

お父さんと練習して 紙に書くことができました。

お父さんが大好き、と○をぐるぐる、ぐるぐる。

すごく好き!だと ○をいっぱい描きたいのでしょうね。


  


2016年11月07日

筆談を中心に講習会


石川県津幡市で 指でおしゃべり会 三回目でした。

会場は森林公園の中、紅葉も始まっています。


楽しみにしてくださったのに 最近氣温差が大きいからか

風邪で参加できなかった勇者さんもありました。


午前中にかっこちゃんのお話。

勇者さんも目をキラキラさせて聞いていました。

S君は5歳の時、意識障がいになって 入院していたそうです。

お医者さまが 胃ろうの手術と気管切開を進めようとされた時、

ある朝、突然に円形脱毛症になったんだそうです。

それで 円形脱毛症になる程ストレスを感じられるのは

意識が回復しているから、とお医者さまがわかってくれ、

自宅に帰れることになったそうです。

指でハイ、イイエを伝えられるS君も筆談ができそうです。


力の要らない介助方法も 練習しました。

白雪姫プロジェクトのホームページにも紹介されていますが

実際に移乗をしたり されたりして 感覚をつかんでもらいます。


津幡市での講習会、毎回温かな時空間で お話ができました。

出会えてみなさんの笑顔が嬉しいです。
  


2016年11月02日

今週末は 石川県へ


石川県の障がいを持つお子さんのおかあさん方や

支援の先生も参加されて 指談、筆談の講習会を

7月、9月、11月と三回のシリーズで開いていただきます。

第三回目は 今週末5日(土)の会場は 溝端の森林公園の中のホールです。

午前中に山元加津子さんが お話をしてくださることが

決まっています。


宮ぷーも体調が良ければ一緒に来てレッツチャットで

お話してくれるかも知れません。


午後はこれまでのように指談、筆談の練習やおしゃべり会です。

今回が初めての方も大歓迎ですし、身近には障がいをお持ちだったり

指談や筆談の必要な方がいらっしゃらない方もどうぞ来てくださいね。


この三回の講座中に感じたこと、質問、ご提案をお聞きして

これからに 役立てたいと思います。

参加ご希望の方はこのブログからメッセージをくださいね。  


Posted by まきの じゅんこ at 12:37Comments(1)指談(ゆびだん)って?指談の講習会

2016年11月01日

初 指談、筆談


言葉以外でもコミュニケーションの可能性があると

お知り合いに伝えてくださる方がいらっしゃって

昨日は かなさんにその方からのご縁で出会えました。


聡明さが伝わる瞳の輝きが印象的なかなさんです。

◯と✖️で答える時に黒目の動きが 答えと連動していることが

わかりました。はい、の時は瞳も丸く動きます!


おかあさんも支援の方も来てくださって一緒に指談について

感じる感性の扉を開くように ワークをしました。

日常に使っていただけるといいですね。


かなさんは 指談で 自分の言いたいことが同じタイミングで

私の声になることが不思議、と言いました。

そして指談の読み取りの評価は78点、という評価でした。

その理由は もっと可愛い声でやってもらえたらよかった、からですって。


筆談もできそうです。まずは◯と✖️を書くこと。

慣れていくと好きなお洋服を選んだりできますね、と言ったら

本当に嬉しそうにとても素敵な表情で微笑みました。


かなさんは友だちや仲間にもこういう方法で話せることを

教えたいともいいました。

また お話をさせてくださいね。


  


2016年11月01日

10/29 美濃加茂市へ


美濃加茂市へ 10/29(土))午後に行きました。

2年前の山元加津子さん、かっこちゃんの講演会がきっかけで

去年1月のお茶会に伺って、そこから 指談 あい が立ち上がって

その後も美濃加茂市に何度か呼んでいただきました。


声でのおしゃべりの他にコミュニケーションの可能性があると

伝えるために伺って来ましたが 今回は少し違っていて

指談のことばかりではなく、氣での身体のケアをさせていただき、

セルフケアもお伝えして 勇者さんの支援をするみなさんが

元氣な身体で支援してもらえるように 魔女活がメインだったのでした。


それで お集まりの方にも 指談や筆談、あかさたなスキャン、

意思伝達装置のこと、白雪姫プロジェクトのことをご存知ない方がいらっしゃり、

白雪姫プロジェクトのこと、指談のことを知ってくださる方が

魔女活をきっかけに 少しでも増えて 笑顔に繋がったら嬉しいです。


それにしても 会うたびに 変化を見せてくれる勇者さんたち。

笑顔が増えたご家族、落ち着きが出てきた少年。嬉しかったです。


みなさんに見守っていただきながら 氣でケアをさせていただきました。


膝の痛みには 大腿骨の位置を 修正するやり方で痛みを手放してもらい、

腰痛には正しい姿勢のことをお伝えして 腰痛予防と手放すストレッチ。

背中の痛みには 高野山のお坊さまからの整体の方法に氣の工夫もして

ストレッチとゆったりの呼吸で 痛みを手放していただきました。


2時間の間に20人ほどの方の違和感、痛みが消えたそうです。

グループで施術をする時は 一対一の時よりも 緩むのが早くなります。

やはり自分で自分を癒す力を発揮されるからだなぁと思います。


表情が優しくなって笑顔が増えて行くと 身体の変化もスピードアップ。


できればもう少し、氣の呼吸法もお伝えしたかったですが

指談でお話をしたい勇者さんも2時間以上 待ってくれていて

指談と筆談タイムになりました。

素直な心が伝わるおしゃべりになりました。

筆談も何人もの勇者さんができました。


そこに ひょっこりあやちゃんも覗いてくれて

笑顔で久しぶりにおしゃべりできて嬉しかったです。
(もう、私とは会いたくないと思っているのだと 勝手な想像をしていたので)

伸ばした髪には見覚えのあるリボンが。

よく似あうのも、今も使っててくれるのも嬉しかったです。


いいこともよくなさそうなことも いつかのいい日への種まきですね〜。