2018年03月16日

端座位

まだ常識的にはなっていませんが

白雪姫プロジェクトでは

意識障害から回復する『方法がある』ことを

お伝えしています。 こちら


寝たきりになるのではなく 寝かせきりで作るのだと。


回復には脳幹への刺激が 大切です。


肩を抱くようにして揺らすこと、

大丈夫だよと声をかけること、そして

脳幹の重さが頸椎と背骨にかかる姿勢をとること。

この、脳幹の重さが頸椎と背骨にかかる姿勢は

宇宙から生還した宇宙飛行士の帰還プログラムと

同じなのだそうです。

褥瘡にならないように氣をつけていただきながら

端座位をすることが回復に大きな力となることは

まだまだ常識になっていませんが 端座位によって

重力を感じ、重力で尖足も徐々に回復する様子を

見せていただきます。


指談の講習会で出会った方のお母さんの病院に

お伺いしました。


端座位は 仰向けで寝ている人を起こすのは大変ですが

脚を片方だけでもいいからベッドから下ろして

肩を抱くようにしてしっかりと上半身を横向けにします。

自分の背中を起こす様にするだけで

端座位をしてもらう方を軽々と起こすことができます。


端座位でお母さんが見せた表情は 倒れる前のお顔だと

涙を浮かべて見守ってくださいました。


ご家族でもできるように もう一度、端座位を

お嬢さんが初めてやってみました。

横に向けた姿勢からは軽く起こすことができます。

端座位の後にはお母さんの表情や目の力が違うと

感じたそうです。


あとでお父さんに 端座位の様子の動画を見せると

「毎日(端座位を)やろう」と張りきって仰ったそうです。



Posted by まきの じゅんこ at 23:53│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。