2015年10月12日

指でおしゃべり会

昨日の神戸での指でおしゃべり会の様子をブログ

書いていただきました。


2歳になったひろやくんは 挨拶をするとちょっと緊張していましたが

指のおしゃべりがみんなもできるようになるといいなぁと願ってくれて

雨男というのもどうやら返上できたようです。


ひろやくんに会ったのは昨年末、1歳3か月の時でした。

指でおしゃべりができることをお伝えしてからお姉ちゃんが

ひろやくんの好みを指談できくことができて座位保持装置や

バギーやチャイルドシートの製作はひろやくんの好きな色を聞いて

素敵なものを作ってもらったのですよ。


まだ字を覚えていないはずのちいさな人と指談で会話するというのは

常識の外のことですが 思いがあると知っての育児と障害があって

なにもわからない、と思っての育児には大きな差があるでしょう。

お友達にも指談を知ってほしい、療法士の先生たちにも!と

神戸で「指でおしゃべりしませんか?」と声をかけてくださいました。


21組のご家族の中にはこれまでに指談でお話をさせてもらった

可愛いおこさんが何人も来てくれました。

しばらくの間に背が伸びていたり、表情がおませになっています。


ちかちゃんは 耳が聞こえにくいかも…、と言われていましたが

私の声に反応して表情を変えてくれましたし、聴力ではない方法で

感じるのかも知れないけれど音が伝わっていると思えました。

かつて私たちの祖先はお魚の時代があってそのDNAも持つと

いわれるので、皮膚感覚が聴力を補うこともあるのでしょうか。


そうちゃんは仰向けのままずんずん頭の方に動くこともできて

「おかあさんがだいだいだいすき!おばあちゃんをたよりにしています。」

と言って毛布のブランコ遊びが大好きと教えてくれました。


R君は思いを表現する方法が指談や筆談でもできることがわかり、

ご両親に〇や×、数字を次々に書いてくれました。

これまでの方法に加えて指談や筆談で思いを伝えられると

いいですね。


手術を受けたというT君に痛みはないか聞くと大丈夫と教えてくれて

びっくりしたよ。いまはそのばしょになれたよ、と言いました。


何度か出会っているMちゃんは指を持たれたり触られるのは苦手。

それでおかあさんに踵や足先でやってもらいました。

その方が落ち着いてお話を伝えられるようでした。

そしてとても表情が豊かでいいか、嫌か、よくわかるのです。


STの先生とは書く練習をするのにおかあさんとしないのは

おかあさんとは指談をしなくてもわかってくれるから、と

Mちゃんの思いはこれまでどおりなのでした。


PECSを使いこなしているあきちゃんも来てくれて

おかあさんがPECSで意思を伝えることができることを

みなさんに紹介してくれました。


理学療法士のHさんが来てくださったことも嬉しかったです。

障がいのある方に寄り添う方々がこういう方法で思いを知ることが

できることを知って使ってくだされば嬉しいです。


お空に帰ってしまったはるちゃんのご家族も遠方から来てくださって

いました。そしてハンドスタンプアートプロジェクトの応援をされていると

お話してくださいました。


障がいを抱えるおこさんの手形や足形を集めて世界一大きな絵をつくり、

2020年のパラリンピックで掲示しようというプロジェクトです。


人と人が繋がり、小さな力も志を合わせれば大きな力になりますね。


素敵な時間にしていただいた弥生さんと参加されたみなさんに感謝します。















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