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2015年07月20日

反応するって?



高山では 入院中のお子さん 2人と そのお友達の男の子に指談でお話を聞きました。

小さな身体で 身体が次第に動かせなくなる病氣のお兄ちゃんと

妹さんもお兄ちゃんと同じお部屋で入院されていて、

この日の午後には退院できるということでした。


手も足も、瞬きも思うように動かせないように見えたのですが

指談でお話を聞きながら、手の指を一本ずつさわってこれは親指、

感じますか?と尋ねていると 指で握る動きや足先にも動きがでます。


目に力が出てきて、瞬きもはっきりとできてきました。

「動かなくなってしまうと諦めることを止めるよ」と指先に書きました。

耳の検査で 反応することがなかったから お医者さまから聴こえていないと

言われたそうですが 質問に答えている様子からは聴こえていることが

実感できます。

『反応するってどういうこと?』と聞かれたので

どこかを動かすとか、血流が良く多くなって機械でわかるといいのよ。

反応するってそういうこと!わかったよって。

こんどは反応するからね、と教えてくれました。
  


2015年07月20日

ディズニーランドに行きましたか?


前日は台風の影響で大雨でした。

18日はかっこちゃんの魔法にかかる会♪の野口さんが

かっこちゃんの講演会と指談の個人セッションと

ドキュメンタリー映画『僕のうしろに道はできる』の

上映会を豊橋で開催してくださいました。


指談の実際を見ていただき指談を広く知っていただくように、と

野口さんが呼んでくださって豊橋へは4月にも伺っていました。

今回は午前中に9人の勇者さんたちと指談の予定でした。



4月に会った方も来ていらっしゃいましたが ほとんどは今回初めての方。

時間は もう一つの会場での映画の上映中だけでしたから お一人に10分ずつ。

タイムキーパーをしていただき、ご家族が用意してくださった質問で

お話を進めていきます。


会った時に表情があまりなかった青年は 指談で笑顔が出て止まらなくなり、

とてもよい表情になってくださいました。


小さなひとも いっぱいお話をしてくれて嬉しかったです。

おもしろかったのは ディズニーランドに行ったことはありません、と答えた

双子ちゃんが、ミッキーやシンデレラには会いに行きました、と答えてくれて

ディズニーランドに行ったという認識じゃなくって ミッキーに会った所という

記憶なのでした。(*^^*)


お弁当をいただいて かっこちゃんの講演会。

メルマガで知っていたけれどひまわりの種の あかねちゃんに初めて会えました。

スレンダーでおしゃれであかねちゃんの優しさが とっても素敵です。


かっこちゃんのお話の後に 指談のことを私もお話させていただいたの。

1時間で、ということだったので 講習会でのエッセンスを体験いただいて

この1年余りの指談で出会ったチャレンジドの勇者参たちについてお話をしました。


小林さんにもお手伝いをお願いしちゃいました。
初めて指談という言葉を聞いた方も多く、あきほちゃんと指談での様子を見て頂きました。


とてもしっかりと4月の講習会をきっかけに指談でおかあさんと話せるようになったことを

あきほちゃんらしく落ち着いた言葉で伝えてくれました。


終了後は 飛騨高山へ。翌日の指談での読み取りと 講習会のために移動です。













  


2015年07月17日

石井先生


先月、お目にかかった石井先生は 腰痛があるとおっしゃいました。

氣の健康法では「背骨と背骨の間をふわっとする」と意識すると

「心が身体を動かす」氣の原理で実際に骨の間がギュッとして

神経を触ってしまうことがなくなるだけで痛みが消えることがあって

石井先生にもふわっとイメージをしてもらったのでした。

そうすると身体はリラックスして強い姿勢になっています。


今月、お目にかかると 腰が治ったよ、と教えてくださいました。

正しくは「ご自分で治してしまった」ということなんです。

姿勢の質を変えたことで 腰痛が消えて嬉しい再会でした。

魔女活、本当はご自身が自己治癒力スイッチを入れているんです。




  


2015年07月17日

重さが変わる!


松山では午前中にこどもデイのスタッフさんのボディケアと

合氣道からの身体の使い方をお話して体験いただきました。

姿勢の質が変わると同じ動作でも 重さが変わることを実感してもらいました。

腕は小指側を意識できると ハンドルを持つ手が身体を守る強いフレームを

保つことができます。

指談の練習よりは 身体のセルフケアを知りたい!という時間でした。


美味しいお弁当をご一緒してから みなさんは送迎に出かけます。

午後からこどもたちがやってきます。


5月に会ったT君は 覚えてくれていて走り寄って抱き付いてきました。

お話したこと、覚えてるよと指談で教えてくれました。

元氣だったよ、でも一回失敗しちゃった、と教えてくれます。


今回初めて会う、たい君は声を出すこと、言葉がありません。

突然夕立のように雨が降り出すと窓際で寝そべるようにして

雨を眺めています。

一緒に並んで見ていると抱っこができてお話をさせてくれました。

赤ちゃんの時にお母さんが誰かにとても怒られたことがあるそうで

僕が泣いたからだという思い込みがある感じでした。


スタッフさんが たい君は泣く時も声を出さないんですと教えてくれました。


お母さんを怒った人は ご自分のことが腹立たしかったんだろうね。

たい君の泣くことや声を出すことを怒っていないんだと思うよ。

声をだしてもいいんだよとお話しました。


ぱ・た・か・ら というのは 言いにくい音なのですが

ぱっ!ぱっ!ぱ!と私が言って 声をだせる?と顔を見ていると

ぱ。一回だけ言えました。

あ~、あ~って言ってみて。 

寝ころんだ姿勢で口を大きく開けて舌を動かして あ~と言いました。

お話したいことがたくさんあるでしょうね。









  


2015年07月14日

松山へ


響さんに会ったのは 先週の月曜日。

元々決まっていた土日の上京を1日延長して会うことができました。


これまでは 筆記具を持つことが苦手だったそうです。

今は書きたい時にお母さんのそばでもじもじされるようになって

書くの?と聞くと指談で◯、紙とホワイトボードのどっち?と聞いて

伝えたいことを 書けるようになりました。


筆談は軽く下から手を添えて、(製図のドラフターのイメージですね)

動きたい方向を邪魔しないで 感じ取っていると文字になります。

お母さんとも弟さんとも 筆談で伝えられるようになったそうです。


今日は松山へ。

こどもデイのスタッフさんや お母さん方に 指談、筆談を伝えて

身体に負担をかけることなく介助できる方法も練習しましょう。

スタッフさんのボディケアとセルフケアの講習もさせていただきます。

















  


2015年07月12日

指談で 変わること



ピースクラブさんで 指談の講習会をさせていただきました。

お医者さまも看護師さんも、座位保持装置を作っていらっしゃる方も

チャレンジドのみなさんに寄り添っている方が参加してくださいました。


これまでに ご縁のあった勇者たちとの指談とその後の変化などもお話して

はい、いいえ、数字が お隣どうしで伝わるように 練習しました。

チャレンジドのみなさんの近くにいてくださる方々だから、

みなさんがとても熱心に 練習してくださいました。


先月、ピースクラブさんからのご縁で コーナスさんに伺いました。

グループホームのスタッフさんが メンバーさんと私の指談の様子を

見守ってくださったのですが そのスタッフさんがが講習会に来てくださって

指談の後ではまるで違う感じでメンバーさんが過ごされています、と教えてくださいました。

メンバーさんとの指談の機会をまた作ってくださると嬉しいです。







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2015年07月10日

11日は指談講習会


明日 11日に 大阪の大国町にある 社会福祉法人ピースクラブさんで 指談についてお話をさせていただきます。

これまでに4月後半から 何度も呼んでいただいて メンバーさんの思いを指談でお聞きしたり、

意識障害と言われる、春さんとお話をさせていただきました。


ずうっと チャレンジドのみなさんに寄り添ってこられたピースクラブさんにご縁のある方々に

言葉が無いように見えても 誰にも思いがあって 伝えあえると嬉しいということをお伝えしたいです。

指談や筆談という方法があること、あかさたなスキャンや絵カード、レッツチャットのことも

お話させていただきます。  


2015年07月09日

まだ一年余り。



指先に書かれた文字を感じ取って

私の声に変えて紡ぎ出す指談では

読み取りをする私の想いが混じっていないと

断言はできないのです。


心を向けて 精一杯の集中力で感じ取るようにしてきました。


いつかテクノロジーが進化して、

脳でイメージしたら パソコンに入力が

できるような日が来るまでは

未だ常識にはなっていない方法ですが

指談(ゆびだん)という方法もあって

非言語と言語のコミュニケーションができることを

広く伝えたいと思います。  


2015年07月09日

青年とお話


言葉が出なかったり 声は出ても心と別の言葉になってしまう方がいらっしゃいます。

初対面の人間が いつもの空間に突然いるだけでも不安だろうと思います。


思いを指先から感じて 私の声で 表出する指談でお話をさせていただくには

ご本人が 私を受け入れてくれて 指を持ってもらえたり、こちらが指を持たせてもらえるまで

準備の時間が必要なこともありますね。


今週は偶然、19歳の男性お二人と 指談でお話をさせていただきました。


ひびちゃんは 3歳のときに頭を強く打って「いたい!」と言った以外には

これまで 言葉を話したことがない青年です。

私の指をひびちゃんに持ってもらうやり方をしました。

ブランケットを頭からかぶりました。きっとこうすると落ち着くのでしょう。

床に座って 右手をブランケットから出して 「僕が話せるの?」と何度か指に

書いていました。

はい、は○で バツを/か✔︎か選んでもらって 練習します。

できていることがたくさんあるね、今のままでも素敵だけれど 指談で

思っていることを 私の指先で感じて 私が声に変えてもいいですか?と聞くと

はっきりと○を書きました。

事前に ご家族からの 質問をメモにしていただいていましたから

順番に 聞いて答えをお母さんが書き取ってくださいます。


時々、立ち上がって廊下に出て、また にこにこして私の横に座って

ブランケットの中に上半身を包んで 手だけを外に出してお話です。


優しい心、風や空や石ころとお話をすることが大好きと伝わりました。


筆談も ペンはご自分で持てるので 軽く下から添えるだけで文字を書いています。

誇らしさを感じる表情と 床にうずくまったりして「こういう方法があるんですね」と

書いて「可能性の箱を開いた感じ」だと教えてくれました。













  


2015年07月08日

大阪白雪隊 北ブロックMTG



毎月、有志が集まって 指談の練習や介助法の練習と

情報交換をしています。


指談は言葉であると同時に非言語のコミュニケーションでもあって

思いを伝えたい方に心を向けて指先や表情から思いを感じること

も含んでいるのではないかと思っているのです。


誰のために?何のために?と振り返ることも大切でしょうね。

指談ではテクニックよりも 読み取りをする側の基本の

心の状態が大切、という視点から心を落ち着ける方法を

みんなで体験しました。

手話でイライラするという形、落ち着くという形をふうちゃんが

教えてくれました。

見えない心の状態を的確に表現していたことは驚きでもあり素敵な発見でした。


北ブロックには自閉症スペクトラムに詳しい、もこさんや

手話うたの ふうちゃんも来てくれるので新しい視点の情報も

シェアできるところがいいなぁと思います。


日常の活動に前回のMTGで話題になったことを工夫して使ってもらえ、

また今月にその結果をシェアしてもらうことも素敵な流れです。


8月の予定は7月末に調整をして決めていきます。


  


Posted by まきの じゅんこ at 02:40Comments(0)白雪姫プロジェクト