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2015年10月11日

皮膚感覚 余談



今日は 能のお稽古に行ってきました。

素人でも 能の台詞や歌にあたる謡(うたい)のお稽古と

舞の部分の仕舞(しまい)をお稽古することができます。


師匠の能楽師シテ方観世流の武田宗典さんに師事して10年目です。


お稽古と同じ日に 一般の方に 能のエッセンスを味わっていただける、

謡サロンという 体感型のミニ講座があります。


能の面(おもて)をかけると 視界はとても狭く限られてしまいます。

まぁるく見える部分は クリアですが その他は全く見れないし、

基本的に足元は目で確認ができません。


お舞台で視界が限られると 逆に 皮膚感覚というか、

他の感覚がより際立ってくることがありますか?とお尋ねしました。

ありますよ、と即答で教えていただきました。


見えなくて不安になるように思うけれど 他の感性が際立つ。

指談の時には 普段と違う感性、感覚で 会話しているように思います。

明日は神戸で ひろやくんとご縁のある方に 指談の練習に行きます。

友人たちも白雪隊のメンバーも来てくれる予定です。

精一杯、お伝えしたいと思います。